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この世界を救えブライザー!変身ヒーローの異世界転生  作者: にんにん
第一章 この村を救え!ブライザー
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試練だ!ブライザー

  今日も赤ん坊なクレイ君


 『しかし魔法の使い方がサッパリわからん?』


 クレイ君は悩んでいた。どうしたら魔法が使えるのかと、メイドさんに使い方を教えて貰おうかと、お願いしたが、


 「あうー、あー」


 「なんですか? 坊っちゃまミルクですか? オムツですか?」


 「あー、あー」


 「ミルクでもないしオムツでもないし、なんですかね?」


 メイドは困ったように軽く風を起こしてクレイ君をあやす、すると


 「あー!あー!」


  クレイ君は大喜びしてキャッキャと笑います。メイドさんは、


 「もしかして魔法が気になりますか?」


 「あぃ!」


  答えるクレイ君


 「あれ、坊っちゃま私の言うことを理解してます?」


 「あー」


  答えるクレイ君

 しかし


 「って、まさかね!」


 まさかのメイドさん、クレイ君の返事をスルー


 「さあ、坊っちゃまお昼寝の時間ですよ!おやすみなさいませ」


 クレイ君は今日も魔法の事がよく分からないままであった。



 しかしクレイ君は諦めません、彼は諦めない事が1番大事だと知ってるから、メイドさんが頼りにならないなら自分でどうにかします。

 クレイ君はそろそろハイハイ出来るんじゃねと、軽い気持ちで動きだします。

 しかしそんなクレイ君に試練はやってきます。そうベットからどう降りるか?です。

 クレイ君ベットの周りを確認します。すると


 『結構な高さだぜ!』


 クレイ君少しビビります。しかしブライザーの時は、飛んでるヘリから飛び降りたこともあるのです。大丈夫ですきっとクレイ君なら、こんな試練ヘッチャラです。クレイ君の勇気は本物です。


 『まあ、無理することないか!』


 ・・・・・クレイ君は慎重派だったようです。


 『まあメイドさんに降ろしてもらえるときでいいか?』


 『もう寝るか!』


  今日も沢山の試練を超えてきたクレイ君、今は休むのだ戦士にも休息が必要なのだから・・・



 『ふぁー』


 大きな欠伸とともに起きるクレイ君


 『今日こそ魔法の使い方を調べるぞ!』


  決意も新たにクレイ君、しかし


 「クーちゃん起きてる?」


 母親のリリアさんがクレイ君に会いにきます。


 「クーちゃん、今日はお外に行きますよ!」


 今日のクレイ君は、お外に行くようです。


 『外か!あれ? 何気にこの世界で外行くの初めてかも』


 『ちょっとテンション上がるな!』


 クレイ君どうやら今日はお出かけですね。何事もなければ良いのだけれど。


 「クーちゃん行きますよ」


 そう言うとクレイを抱きかかえるリリア


 「あーいー」


 元気よくお返事するクレイ君


 「セリア、今日は領内の視察にクーちゃんを連れて行きます。すぐに準備なさい!」


 「かしこまりました、リリア様」


 キリッとした顔で指示をメイドに伝えるリリア、優雅にお辞儀をするメイドのセリアは、すぐに準備に取り掛かる。


 『メイドさんセリアって名前なのか、初めて知ったわ』


 クレイ君はのほほんとそのやり取りを眺めている。


 『楽しみだなぁ、異世界ってどんな感じなんだろう』


  そして準備が終わりクレイ君は、カイエン公爵領の視察に向かうのだった。



 《いよいよ外の世界に向かうのか、なんかトラブルとか起こらないかな?》



  【起こるんでしょうね、きっと】


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