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この世界を救えブライザー!変身ヒーローの異世界転生  作者: にんにん
第四章 この大陸を救え!ブライザー
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ある日の1日、クレイ編、星の記憶

 「心臓部やと」


 「「そうだアルカラと呼ばれる我の中」」


 「お前がこの星か?」


 「「そうだとも言えるし違うとも言える」」


 「どういう事や?」


 「「我は知識であり記憶であるが星そのものではない」」


 アルカラの記憶はまるで複数の声が重なった様に喋る


 「つまりアルカラの書庫みたいなもんか」


 「「そうだな我はアルカラの全てを記憶している、言うなれば膨大な歴史書と呼べなくもない」」


 「お前が星獣でええのか?」


 「「そうだとも言えるし違うとも言える、我はアルカラ、星の使徒なり」」


 「お前と戦うのが試練でええのか?」


 「「そうだ、そうだ我と戦えクレイいや隼人よ」」


 「ほう、別にクレイでもええんやがな隼人の名も知っとるんやな」


 「「そうだ私がお前を呼んだ、我を救いし救世主よ」」


 「なに?」


 アルカラの言った事はとても消化しきれるものでは無かった。


 「「我が呼んだ、お前を呼んだ、我が星の危機を救う為に、この星の全てを守る為に」」


 「いったいどういう事や?」


 「「我の星は危機に陥る、それを救う者を我は呼んだ、ようやくお前と話せる」」


 「神様たちは何も言っとらんかったぞ」


 「「神は我を見守るだけだ、救えない、我の危機も知らない、神は神だから」」


 「なんやよう分からんが、何をして欲しいんや?」


 「「お前の好きにしろ」」


 「はぁ?」


 クレイは意味がわからなかった、アルカラの言ってる事は無茶苦茶だったからだ。


 「「この星の危機は未来に起きるものではない、違う、そうじゃない、この星の記憶は全てここにある未来の記憶も、いや今が過去の記憶なのか?」」


 「ええから、現状でええから」


 クレイはアルカラの不安定さに話がおかしくならないようにする。


 「「そうか今の話だ、今の話をしよう、未来の記憶がお前を呼ばない場合無くなる、そう無くなる、お前を呼ぶと無くならない、無くならない、だから読んだ、お前がこの星を救う」」


 「そうか、そういやここに来る時頭の中に物凄い情報が入ってきたが」


 「「それは過去の記憶だ、恐らく人の身で受け取るには大まかな歴史ぐらいだろ、お前は歴史の真実を知った事になる、確かめてみろ」」


 「確かめるってどうやって?」


 「「地球の記憶と話した事がある、ググれカスだったかそんな感じだ、そういう機能を我が星の記憶に設置した」」


 「えっ、なんで地球の記憶と? 交流あるんか?」


 「「この宇宙の最大の知的生命体は星だ、地球とも交流はある」」


 「なんやここ異世界ちゃうんか、別の星やったんか?」


 「「地球とここは異世界と言うのであってる、次元を越えねばならぬからな」」


 「はぁ? 同じ宇宙ちゃうのか?」


 「「同じとは違う、地球は5番目の宇宙にある星だ、我は3番目の宇宙の星だ、だから異世界であってる」」


 「えっそうなん」


 「「3番目の宇宙は魔力と呼ばれるエネルギーを主に満たしてる、5番目の宇宙はまた違うエネルギーが満たしてる、お前がいた地球の民はまだ認識してないがな」」


 「なんやて! それほんまか?」


 クレイは怒涛の暴露に狼狽してる


 「「ああ本当だ、地球は全宇宙でも不思議な星で有名だ、色々な文化がある、星の記憶は不思議で一杯だからな人気がある」」


 「そうなんか」


 「「神々も沢山遊びに行ってる、人気だ」」


 「まじか」


 「「そこでお前を見つけた、そこから私の未来が現れた、神々が遊びに行かなければ見つからなかった、流石神々だ」」


 「ええ」


 流石にあの神たちを褒めてるアルカラに見る目ないなと思う


 「「お前に試練を与えるのも、そしてアルカラを渡せるのも良いことなのだろう」」


 「ん? アルカラを渡すって?」


 「「アルカラはアルカラだ、お前に渡すそれが私の使命」」


 「アルカラってお前のことちゃうのか?」


 「「我はアルカラだ、お前に渡すのはアルカラだ」」


 「ん? うーん」


 クレイは思った、これはややこしい分かったふりしとこと


 「なるほどな」


 「「では試練をしよう、お前に与える試練はこの星の全ての記憶、そう記憶と戦うのだ、星の記憶と」」


 「お前と戦うなったな」


 「「そうだが違う、お前が戦うのは記憶だこの星最強の記憶だ、そうお前自身と戦え」」


 「なんやと、俺と戦う」


 「「正確に言えばお前にこの星の戦いの記憶全てを持つものだ、では戦おう」」


 アルカラがブライザーになる


 「はは、嘘やろブライザーと戦えとは、しかも俺の知らん武術、魔法、戦術、そして経験を持つ俺とか」


 クレイは肩を震わせ


 「おもろいやんけ、イクゾーーーー! ブライフォン」


 『隼人、燃えてるね、僕にも知識は流れてきた、恐らく隼人の何倍も受け入れたそして自分の真の姿を理解した隼人いけるよ、あのブライザーは過去の君だ、真の姿を思い出した僕の力を引き出すんだ隼人』


 「そうなんか、どういった姿なんや」


 『僕は地球のブライフォンの感覚しか無かった、でも僕はこの世界の神具、名を【エグバーダ】真の力は周りの魔素を強制的に集め使用者に無限の魔力を供給すること、それが僕の真の力、そしてその力を使う変身は隼人をブライザーを次のステージに導けるはず、だから新たな変身を叫んで隼人、そして過去の自分を、未来のじぶんすらも超えていこう』


 「なんや饒舌やのブライフォン、お前も猛るか男やの」


 『そうさ猛るよ、あいつを倒そうよブライザーの強さはこの星全てを超えることを見せつけよう』


 「くっくっく、分かったいくで変身や」


 『OK隼人、変身シグナルはこれだよ』


 「分かった」


 「GOブライブラスト」


 そう叫ぶとクレイの周りにあり得ないほどの魔力が爆風が起きる


 「チェック」


 ブライフォンが何時もの電話の様な形からベルトの様な形になる、それがクレイの腰にまとわりつく、魔力の爆風がベルトの中心部に吸収される


 「チェンジブライザーーーーーーー」


 クレイはそのまま飛び上がり空中で2度3度回転する


 「Mーーー」


 クレイが何時ものブライザーと違う、生まれ変わったブライザーになる


 「2ーー」


 ブライザーM2それが新たなるブライザーの名である。

 ブライザーは基本的にアニメとかで言う一期の姿であり、二期があればパワーアップするのがお約束だと思います、このお話はブライザーの二期にあたります、つまりパワーアップするのが普通だったのですが機会がなくて変身出来ませんでした。

 今回ようやく二期の姿になりました、ブライザーM2それが二期のブライザーです。

 いつも読んで下さりありがとうごいます。

 新たなブライザーの活躍をお楽しみください。

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