表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この世界を救えブライザー!変身ヒーローの異世界転生  作者: にんにん
第四章 この大陸を救え!ブライザー
157/425

ドリルは男のロマン?

 「これはまさか!」


 『男なーらドリル』


 「おー! ドリルやんけ」


 クレイのテンションは高かった、何故ならブライザー最強の武器はドリルなのである。


 『む、その声は少年か?』


 「そやドリル」


 クレイは泣いていた、嬉しくて


 『ふふ、どうやら私が必要とする時が来たようだな』


 「おードリル」


 ちなみにドリルにブライと冠はつかない、何故ならドリルはドリルだからである。

 クレイはドリルを手に取るすると


 『ド、ド、ド、ドリル』


 「うおー、ドリル」


 そんなやりとはその後2時間続くのであった。


 「ご主人まだ?」


 「お、おうついな、さてドリルも手に入れたし帰るか」


 「分かったご主人」


 こうして帰る事にするクレイだが


 『少年、あっちに熱いパトスを感じる行くぞ』


 「分かったでドリル」


 どうやら帰らないようだ。こうしてドリルに導かれるまま突き進むクレイ、そして


 『ここだ少年』


 「ここか」


 「ご主人ここは試練の間、ご主人試練受ける?」


 「ポン子よく分からんがドリルが行くというんや、ならば突き進むのみ、いくで!」


 こうして試練の間に入るクレイ、そこに土の神が………


 「ひっく! なんだーてめらーよ」


 ただの酔っ払いがいた。


 「うお、酒くけ」


 「あっ神様お酒、めっ」


 「なんでぃ、タヌキ達でねえか」


 「わんわん」


 「ひっく、あれ? 犬だったか?」


 土の神は自らの眷属が犬かタヌキかも分かってない


 「なんやえらい適当なやっちゃな」


 「ん? おろろまさか挑戦者かマジか、苦節三億年ようやく挑戦者第一号じゃねえか、かっかっかっ」


 「三億?」


 「そうだ、木と月が何やら人に試練を与えてみたいとか言い出してな、これを作ったのはいいがここまでくる奴がいなくてな、かっかっかようやくの挑戦者だ、楽しんでいけよ坊主、来いよ神獣彼の者に神の試練を!」


 ド、ド、ドドドド、ドン! ズシャー


 大きな音と共に神獣が現れる、土の神獣は


 「えらいデカいタヌキやの」


 タヌキだった。


 「あっママだ、ママ」


 「グルァー」


 ポン子のママらしいが可愛さなど何もなくただの化け物だった。


 「ほおーポン子の母親かい、そうは言っても試練らしいからの、手加減せんぞ」


 クレイは構えると同時に変身する、何回か戦い神獣相手に変身しないで戦うのは難しいと思っていた。


 「うおー、ご主人がご主人じゃない、でもご主人?」


 ポン子は混乱している


 「ポン子と犬、下がっていろちょっと激しい戦いになるからな」


 「分かったご主人」


 端っこによるポン子と犬達


 「かっかっか、少年頑張れよあまりあっさりやられないようにな」


 土の神は酒を飲みながら見学するようだ。神の威厳なんてあったもんじゃない。


 「すまんが先手必勝だ、いくぞ」


 ブライザーはタヌキに蹴りをお見舞いする腹にだ、だが


 ポヨーン


 そんな音がするようにタヌキの脂肪にはじき返される


 「おわ、なるほどそういうタイプか」


 ブライザーは百戦錬磨の男、弾力が防御の要の敵と幾度も戦い勝利を収めてきた、ならばと


 「連打だ、効くまで殴るぞ」


 目にも留まらぬ連撃で脂肪を押しのけタヌキの脂肪の防御を無くしいよいよ攻撃が届くかと思った時


 ドロン


 そんな音がしたような気がした瞬間タヌキが鋼鉄のタヌキになる、そして威力重視でなく量を重視した攻撃なので流石に壊せず、その攻撃はブライザーに返ってくる


 「いってー」


 ブライザーの拳にダメージを負う


 「なるほどそういうタイプか」


 ブライザーは百戦錬磨なのでこういう敵と何度もは戦っていない、何故なら分裂して周りに300体ぐらいになっている、そこからの総攻撃


 「ちっ、分裂とは」


 神獣は神の性格によってその戦い方が変わる、例えば月の神獣なら純粋な格闘技術、木の属性ならスピードとデカさ、金なら単純な強さを追い求めた形、水なら海の様な多様性、そして土の神獣は鉱物の様に形を変える事による用途の幅である。最初は普通の状態だが固くなる事によって防御の質を上げる、ブライザーのスピードについていけないなら数で対抗する。

 こうしてブライザーは常に神獣に苦戦するが、神の試練は何処かに甘いところがある、最も甘いのは試練を受ける為に得なければならないキーアイテムが、神獣への最も有効な対抗手段なのである。今回ならドリルだ。


 「ちっ、ちょこまかと連打パンチ」


 タヌキは固まりガードする


 「ちっ、硬え」


 そして分裂してブライザーに襲いかかる


 「くっ、うっとしい」


 攻めていないタヌキが集まり何かしようとする、準備が終わりブライザーを攻撃していたタヌキが一斉に引くすると


 「グランドウォール」


 タヌキの土の魔法である、ブライザーの周りは一瞬で壁に囲まれる、そこに逃げ場は空しか無かったが、上を見るブライザーそこに


 「マジか!」


 ブライザーが上を見ると最高硬質になったタヌキがピタリと蓋の様に上空から降ってくる


 「逃げ場がない?」


 そうタヌキの決め技である。逃げ場がないブライザーは勝てるのか、それは次回

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ