ブライレンジャー
「誰だ!」
カニ男が叫ぶ、そして声がする方に向くと、5つの影が現れる
「とお!」
「とお!」
5つの影が次々カニ男の前に現れる、そして
「深緑の力司る戦士、ブライグリーン」
ブライグリーンが一番左側で何やらポーズを決める
「荒れる海すら癒す青、ブライブルー」
ブライブルーが一番右端で可憐なポーズを決める
「母なる大地、生命守る白、ブライホワイト」
ブライホワイトが左側から2番目で可愛くポーズを決める。
「轟くイナズマ、鋼鉄の黄色、ブライイエロー」
ブライイエローが右から2番目でキュートにポーズを決める。
「あ、熱く燃える戦士、気高き赤、ブライレッド」
ブライレッドが少しあがってるようだが美しくポーズを決める
「「「「「悪を撃ち」」」」」
5人が声を揃えて
「「「「「正義を守る」」」」」
ポーズを決める、そして
「「「「「我らは究極戦隊」」」」」
ドカーンと彼らの後ろで大爆発
「「「「「ブライレンジャー」」」」」
ババん、と鳴り響く感じだ、そしてカメラがグルグルブライレンジャーを写す ?? カメラ?? 何故かカメラがある
「ひゃー、いいね、バッチリ決まってるよ」
ブライレンジャーを何やら変な魔道具でカシャカシャしてる金髪の変な人がいるが、ブライレンジャーは気にしない
「ブライレンジャーだと!」
カニ男もどうやら変な金髪を無視するようだ
「そうです、貴方の非道、天が許しても私が許しません」
ブライレッドがカニ男に向かってそういう
「確かにこの街の惨状を見たら、君を許すわけにはいかないな」
ブライグリーンがそう言う
「そうね、貴方は許せないわね」
ブライブルーもおかんむりだ
「許せません、こんなひどい事するなんて」
ブライホワイトは心の底から怒っている
「お主、少々はしゃぎすぎたのじゃ」
ブライイエローは威厳があるような声でカニ男にそう伝え
「皆、いくのじや」
「ふふん、なんか変なの出てきたけど、まあ遊んであげるよふふん」
ブライレンジャー初の戦いが始まる。
「わくわく、わくわく」
「何でだサンマリン、ここは魔法でお仕置きだろうが!」
こちらの戦いは金髪有利みたいだ
「いきますわ、ブルーシャボン」
水の泡がカニ男を包み込む
「なんだ?」
「今よ、イエロー」
「了解なのじゃ」
ブライイエローが必殺の
「イエローサンダー」
「んん、あっあぴぴぴぴぴ」
カニ男に電撃が通る、そうブルーシャボンは各属性の威力を数倍に上げてくれる補助呪文なのだ、補助として地味かと思われがちだが、先ほどサンダーボルトを受けて傷1つなかった、カニ男にダメージを与えているのがシャボンの威力と言える。
「攻撃を休めるな! レッド」
「分かってますグリーン、レッドショット」
炎の弾が次々カニ男に迫る
「なめるな、バブルガード」
カニ男は口から泡を出し、炎から身を守る
「グリーン」
「分かってます、グリーンチェイン」
木で出来た鎖がカニ男に絡みつく
「しまった!」
カニ男は動けなくなる
「今だ、三方五閃の法」
剣術が得意なブルー、イエロー、グリーンが三方向から同時に斬り払う、その剣撃は得意な属性をそれぞれ剣に込めており、それが1度にと言うの防ぎ難いのである。
「「「斬」」」
合宿中、クレイを倒す為に編み出した攻撃である、息ピッタリで完璧な一撃がカニ男を攻める
「ぐはっ!」
カニ男にダメージを与えているが、
「まあまあだな」
「なに」
普通の怪人ならば、もっと大ダメージを与えていただろう、しかし彼はカニである、そう硬い甲羅で身を包んだカニである
「ふふん、貴様らでは我が甲羅を破壊できんわ」
そう言い、お返しとばかりにカニ男は回転しながらブライレンジャーの面々を弾き飛ばしていく
「うわー」
「きゃー」
「のじゃー」
ブライレンジャーの得意なことは連携攻撃であると睨み、分断させて各個撃破をしようと思う、カニ男それは正解である、ブライレンジャーは5人で戦えば怪人に対抗出来る強さである。しかし個人でとなるとまだまだだった。
「先ずは貴様だ、赤いの」
カニ男は赤がリーダーであると睨み、司令官を倒す戦略にする。
「レッドファイヤーパンチ」
燃え盛る拳だが、それはカニ男に届かない
「甘い」
カニ男はパンチを躱し、カニバサミでレッドを挟む
「ふふん、苦しいか」
「うぐぐぐ」
苦しむレッド、はたしてこのままブライレンジャーは負けてしまうのか、このピンチを乗り切れるのか、それはまた次回