I want you to want me
あなたのいる世界はいつも華やかで
あたしは飛び込めずにその背中を押す
あなたのいる世界はいつも楽しそうで
あたしは飛び込めずに視てるだけだった
想像じゃ追いつけないほど消えない
理想が遠い現実
息も止めたくて
焦燥じゃ追いつけないほど消えない
だってそこで笑うあなたがいる
人気のない校舎の隅で
ふいに生まれるこんなワンチャンス
焦る目に祈るわ
ホシガッテ!
欲しがってよ
出会い頭にぶつかる二人
まるでドラマの中にいるみたい
このまま恋よ始まれ
ホシガッテ!
欲しがってよ ねえ
・・・なんてね
あなたのいる世界はいつも全力で
あたしは気後れして動けずにいた
あなたのいる世界はいつも真っすぐで
あたしは受け容れられないことが怖かった
状況はプラスマイナスゼロだ
加点のない現実は
何も変わらなくて
焦燥じゃ追いつけないほど消えない
何をしても笑うあなたが消えない
一言目に勇気を込めて
次に繋げるこんなやりとりも
あなたにとってきっと
特別なんかじゃなくて
帰り間際に付け足す言葉
少しでもさりげなく響いてね
気持ちを全部込めて
ホシガッテ!
好きになって なんてね
そんなこと言い出せないけど
あなたへの気持ちが伝わればいいのに
想像じゃ追い付けないほど消せない
理想が遠い現実
息が苦しくて
焦燥は却って真実を照らす
どうしようもないほどあなたが好きだ
二人きりで相談なんて
巡り巡ったこんなワンチャンス
暴れ出す心が
ホシガッテ!
欲しがってと
叫ばないで! 願ってみても
いちいちあなたが素敵に見える
このまま時よ止まれ
ホシガッテ!
欲しがってよ ねえ
・・・なんてね
いつか言い出せるまで頑張るわ
(C)Aoi Tact
個人HP12周年更新3作目の作品でした。
恋に恋しているJKが少しずつ相手を意識して行動していく様子を描いてみました。
学生時代の自分も恋に恋してばかりで、意識しすぎるので好きな相手に話しかけるなんて舌がどうにかなっちゃう!(※今思ってみるとすごくぞわっとする←自分事です)とか思ってばかりでした。
社会人になったら嫌でもコミュニケーション取っていかなくちゃやっていけない職種や個性を持った人たちと多く触れ合うようになって、好きな人とか好きじゃない人とか普通な感じの人とか関係なく、生まれて20年経つ頃から人間関係をなんとか構築できるようになったと自覚しています。
学生時代からの友達はどうなんだと言われそうですがうん、ええ、まあその、ごめんなさい(思い至って唐突に謝りたくなる症候群
サビにあたる部分を特に甘めにしたというか、乙女の願望をストレートにぶちまけてみています。
想像~の部分から音と詞が思い浮かんだ作品なのですが、「あなたの~」の冒頭部分が当初言い回しの縛りをがちがちにしすぎて何も思い浮かばず、あなたの→あたしは~で繋げるようにしたら結果的に最後まで流れができたかなと。
声はEGOISTのchellyさんをイメージしました。
音は○○っぽさがあるか無いかいまいち思い浮かばないので、たぶんいつか公開できたらしたいなと。
この○○っぽさの有無を調べるために、今日もいろんな音楽を聴きまくらないといけないんですよね!ねっ!(そして某つべさんから動けないという