表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来設計士(future.planner)  作者: シマリス
1/4

幸せな未来を目指して!

『よう!』


『伊東君。』


『あ、先輩、お久し振りです!』


『しばらく、お顔を見ませんでしたが、お休みしておられたのですか?』



自動車部品工場で真面目に働く好青年。


彼の名は(すぐる)


同じ工場で働いていた先輩の矢野氏が声を掛けてきた。


『どうだい?、仕事の調子は…』


矢野は傑の顔が、やや雲っているのに気が付いた。


『ははぁ……また課長にどやされたかな?』


『俺も入った当初は、よくへまをやらかして叱られてたよ。』


『まぁ、勉強だと思ってがんばんな!』


傑の肩を軽くポンポン叩いて笑顔で励ます矢野。


『実は俺、今日でこの会社、辞めることにしたよ。』


『大きな家とキレイな嫁さん


そして可愛い子供たち


いっぺんに手に入りそうなんだ♪』


『勿論、家族に十分な幸せを与えてやれる仕事も見つけたんだ♪』


『俺の人生、これからが花盛りてとこかな!』


傑は矢野の話を、にわかには信じられなかった。


『先輩……そんな調子のいい話が、世の中にあるんですか?』


『おいしい話には必ずて言っていいほど裏がありますよ。』


『気を付けたほうがいいですよ……先輩こそ大丈夫ですか?』


矢野は傑の質問に明るく答えた。


『お前が、そう思うのも頷けるよ。』


『俺だって初めはそうだづたから。』


『お前、品質管理の柏崎部長知っているか?』


『先輩、柏崎部長なら毎日の様に朝見回りに来て挨拶してますよ。』


矢野は傑を工場の脇に連れて行き小声で話した。


『実はな、あの柏崎部長から俺は、ある人物を紹介してもらって幸運を手に入れたんや。』


『先輩…そのある人物て誰ですか?』


『伊東君、ここだけの話やで…それはな


未来設計士(future..planner)や。』



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ