役立つかもしれない本の紹介!
※紹介させていただいている本の関係者様とはまったく関係ありません。
簡単に内容を紹介させていただいていますが、ご購入はご自身の判断でお願いいたします。責任は取れませんのでご了承ください。
普段私が使っている・参考にさせていただいている本を紹介します。なるべく初心者の方にも手に取りやすいものを選んだつもりです。もういろいろと資料を持っている方には物足りないかもしれません。
★書きたい話の資料を集めよう!★
まず国語辞典・類語辞典などは自分の使いやすいものを探して、少しでも不安があればひきましょう(辞書を引く癖をつけましょう)。基本です。
以下に紹介している本をすべて買え、というわけではありません。資料探しの参考にしてください。
敬称は略させていただいています。
●『ゲームシナリオのためのファンタジー事典~知っておきたい歴史・文化・お約束110~』
山北篤|(著) ソフトバンククリエイティブ株式会社|(発行) \1,890+税
《内容》
ゲームシナリオの、とありますが十分小説にも使えます。
これは異世界を作り上げるための基礎の基礎知識が載っています。たとえば「中世ヨーロッパは冒険がし辛い時代だった」という歴史の知識から、マナ・魔法・錬金術などの不思議な力についてや、武器・防具、宗教についてなど、扱っている知識は幅広いです。
浅く広く、さまざまなことについて書かれてあるため、細かいことを知りたければ別の資料が必要となります。深い知識へ行く前の足がかりにどうぞ。
難点としては「ゲーム上ではこうする」といった記述があることですかね。
「異世界ものを書きたいけど、どんな資料を集めたらいいのかよく分からない」
「幅広い知識が欲しい」
という方にお勧め。
内容はヨーロッパが多めです。アジアに関しても多少は載ってますが、アジア系の知識が欲しい方には物足りないでしょう。
異世界初心者には大変興味深い内容だと思います。
●『幻想 ネーミング辞典』
株式会社新紀元社編集部|(編) 株式会社新紀元社|(発行) \1,300+税
《内容》
名前の通り、ネーミングを決める際に役立つ本。いろんな言葉の読み方が10ヵ国語(英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、ラテン語、ギリシャ語、アラビア語、中国語)で紹介されてます。
五十音順の索引、カタカタ逆引き索引がついていて探しやすい。マイナスイメージの言葉「裏切り、反逆者、破壊」もたくさん乗っています。
「名前なんてイメージで勝手につければいいじゃん」
と、思われるかもしれませんが、イメージだけでつけると「あれ、なんか似た名前ばっかになっちゃった」「あとで調べたらこの名前変な意味だった」などなどの問題が出てきます。名前辞典は一つもっておくと便利ですし、眺めると結構面白いですよ。
●『徹底図解 幻獣事典』
望獲つきよ|(著)株式会社新星出版社|(発行)\1,500+税
《内容》
『昔話に出てくる妖精や妖怪たち。人と対立するこの世のものとは思えない異様な生物。神話に登場する巨大な怪物、そして神とも呼べる存在まで――本書ではそれらを総称して、幻獣と言う言葉を使わせていただいた』(まえがきより)
カラーでイラストがついているため、イメージがわきやすい。イラストもわりかしとっつきやすいかも。
内容は薄いので、作品内で使うにはもう少し細かい資料が必要。ただ、作品にこれらの生き物を出す際にはひねりを入れたいところ。
紹介数もややものたりないかもしれない。けど、初めて触れるには中々いいと思う。
●『カラー版 孫子の兵法』
榎本秋|(著)新星出版社|(発行)\1,400+税
《内容》
「なぜ突然兵法を紹介するんだ?」
と、思われるかもしれませんが、これは戦闘に使えます。
基本小説は戦闘を描写するのが苦手です。どれだけスピード感を出そうが、漫画やアニメには勝てません(描写を省くと分かりにくいし、描きすぎるとスピード感・迫力が失われる)。でも、マンガやアニメでは描きにくい駆け引き、心理描写が得意です。
この駆け引き、心理描写を書くときに兵法での教えを取り入れる、というわけです。もちろん戦争ものにもつかえますし、他にも政治経済など応用が利きます。
兵法など今まで読んだことない方にはビジュアルから入れるこの本がお勧め。
孫子は普遍性が高く、ビジネス書としても人気が高いので、いろいろ本屋さんで自分に合ったのを探してみるのも一つです。
●『』
|(著)|(発行)\+税
《内容》
思いつき次第増やします。
唯一つ言えるのは……どんな本でも(マンガでも)創作の役に立つ、ということです。いろんな本を読みましょう。