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二話:汚された

少し性的な表現があるので(Dキス)

苦手な方はおやめください。



「…………?」


ぼやけている視界がだんだんくっきりしてくると自分がどこにいるのか分かった。

誰かの家だ…。

オレはそこのベッドに寝かされている。

両足両手は縛られているし、口もハンカチみたいなので縛られているから声も出せない。

それどころか……オレは産まれたままの姿で、服が見当たらない。

あの男たちが来るかもしれない。

逃げなくちゃ……。

逃げなくちゃ……。


でも、身動きがとれないし、足音が聞こえてきた。


ガチャ……。


「あ、目覚めたか。」


3人のうちで一番体が大きい人が言った。


「ほんと、可愛いなぁ~…。」


髪にメッシュが入っててピアスをしている人が、いやな顔でこっちを見た。


「やっとオレ達のもんにできるんすね……!」


一番地味な人が興奮したようすで大きい人に言った。


「想ちゃん。」


語尾にハートがつくような言い方。

大きい人の顔が近づいてくる。

息を肌で感じれるほど近くに…。


その人がオレのほっぺをいやらしい手つきで触ったから

オレは抵抗した。


「んっー!んっー!」


体をくねらせてその人の手から逃れようとした。

でも、その行為がよけいに相手を興奮させてしまったらしい…。


「んっ……」


初めてのキス。


荒々しくて強引で、思っていたものとは違うかった…。


口の中に温かいものが入ってきた。


「ふ…んっ…!」


口内を相手の舌がはいずりまわる。


気持ち悪くて、苦しくて


涙が出た。





相手の唇がはなれた。


キスするときにハンカチをほどいてくれたから声が出せた。


「な、なんでこんなこと……!?」


男3人の顔には微笑が浮かんでいる。


「ずっと好きだったんだ。想ちゃんのことが。」


「想ちゃんを汚したいって思って、計画を企てたんだよ」


「可愛い可愛い想ちゃんの、初めての人になりたいんだよオレたちは。」


「そんなのっ……」


「今から想ちゃんをキモチヨクしてあげるからね」





助けて―――――……


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