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エゴロイドシリーズ

A.E.エゴロイドと世界で最後の少女

作者:るふと
「ありがとうお兄さん!あたし、おなかぺっこぺこだったんだぁ!」
 喫茶店のテーブルの向かいでは、美少女がおいしそうに特大パフェを食べている。

 この世界から人間がいなくなったのは何年前の事だったのだろう。
 三百年前に起きた世界大戦で、地上の全ての国が核攻撃の対象となった。
 使用されたのは中性子爆弾。
 物理的な被害は軽微だが、生物は殆どが死に絶えた。
 地下シェルターなどに避難して生き延びたわずかな人間も、放射能による後遺症で出生率が低下し、病気による死亡率も上昇、次第にその数を減らしていった。
 最後に人間が確認されたという記録は、俺が製造されるよりもずっと前だったのは間違いない。

 おそらく、もうこの世界に人間は残っていないのだろう。

 ・・・というのが定説だった。

 そうすると・・・今、俺の目の前にいるこの少女は、一体何者なのだろう?
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