86:解放×介抱
「王様から許可が出ました。」
「それじゃあ、アーチとラビを連れて行く。それ以外の人は牢屋に残す。」
「源五郎さん、どういう事ですか?」
アタルが困惑しながら言った。
「大丈夫じゃ!ちゃんと戻ってくるぞ!!マールよ!すぐに戻るからヴァルゴを頼んだぞ!!」
「はい!」
「それじゃあ、わし達を連れて行ってくれ。」
わし達3人は兵士達に連れられ外に出た。
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「おまたせみんな!!」
「少し時間が掛かってしまったが戻ってきましたぞ!ヴァルゴは大丈夫そうか?」
「アーチさん!源五郎さん!ラビさん!ヴァルゴさんはまだ目覚めないですが顔色が良くなってきています!!」
戻って来たわし達をマールが笑顔で出迎えた。
「よーし!今から作戦を始めるぞ!名付けて王様どっかん作戦じゃ!!」
「「どっかん作戦!?」」
「そうじゃ!アーチとラビには説明済みじゃがどっかん作戦じゃ!」
「どっかん!どっかん!」
「どんな作戦なんですか?」
「わしは先程、監視の兵士に王様が今まで食べた事が無い究極のカレーを食べさせる事が出来るので、今までで一番美味しければわしのお願いを聞いて欲しいと伝えたのじゃ。王様に伝えた結果、許可が出たのでわし達が作った究極のカレーを王様に食べさせて今までで一番美味しいと言えばお願いを聞いてもらえる事になったぞい!」
「さすが源五郎さん!王様のカレー好きを利用しようという作戦なんですね!」
「そうじゃ!材料を買いに街に行っていいかとも確認してOKじゃったからいっぱい買ってきたぞい!!」
「材料を買いに街に行った際にそのまま逃げようとしなかったんですか?」
アタルがわしに言った。
「そんな事する訳無いじゃろ!!わしは約束を守る男じゃい!!」
「そうですよね。変な事を聞いてしまい申し訳ないです。ちなみにお願いの内容は決まっているんですか?」
「それは秘密じゃ!!」
「ねーねー源五郎!さっき材料の買い出しの時にも聞いたけど源五郎は料理スキル無いけど本当に大丈夫なの?」
「大丈夫じゃ!!みんなで協力して作れば問題ないぞい!!」
「うん!僕も頑張るよ!!」
「それじゃあ作戦開始じゃ!!!」
一方その頃、海の月玉座。
「ファッハハハハハ!何やら面白い事になったな!大のカレー好きな私に究極のカレーを食べさせる事が出来ると大口を叩いて。処罰が確定した身といえども私が本当に美味しいと思える究極のカレーを作る事が出来るなら生かせばいい。もし作れないならその場で殺してしまおう。ファッハハハハハ!!!」




