78:海は偉大
(青い空、白い砂浜、青い海。海に来たー!!!
そして横を見れば白い肌のアーチ!!完全勝利!!!)
「源五郎ニタニタしてどうしたの?」
「あ、あっ、海が楽しみでついつい。」
「そうなんだ!でもレンタルしたこの水着っていうのなんだか恥ずかしいね。」
(水着姿で恥ずかしがるアーチはアウトじゃ!アウト!!)
「海に来たらよぉぉ!!水着をみんなで着るんぜぇぇぇ!!そして海に入るんだぜぇ!!さっきも言っただろぉ!!」
(今回は先程、海に行く途中に言った事を言っておる。海鮮食べて頭良くなったのかな。)
「みんなお揃いの水着で僕はなんだか嬉しいです。」
(マールの水着姿もなんだか・・・。ってわしはアーチ一筋じゃ!けしからんわし。)
「それじゃあよぉぉ!!海に入るぜぇ!!!」
「海って入って大丈夫なの?」
「遠くまで行くと深くなるから手前なら大丈夫じゃと思うぞい!」
「おいでーシャルロット!!」
「ヒヒーン!!」
(走り出し 浜辺に浮かぶ 白い肌 青に溶けては 心乱され 源五郎心の短歌。
っていうか大将の店でシャルロットも海鮮食べてたなぁ。馬って海鮮食べれるんじゃな。
あーあ、アーチ可愛いなぁ。あーあ、砂浜になりたい。あーあ、波になりたい。)
「わっ、冷たくて気持ち良いー!源五郎も早くー!」
「そうじゃな!!待っておれアーチ!!」
「初めての海・・・感動です。」
(マールはすぐに感動する子なんじゃな。ぴゅあっ子じゃ!ぴゅあっ子!!)
「ヘカダットの海は透明で綺麗じゃな!!ってヴァルゴ何してるんじゃ!」
ヴァルゴはうつ伏せになりバタバタしている。
「お前ら見ておけよぉぉ!!!」
ヴァルゴは波と体の間に風魔法を使用して沖に出た。
そして風魔法の上に立ちあがり波の上をスイスイし始めた。
「これはサーフィンじゃな!!見事な腕前じゃ!!」
「ヴァルゴさんカッコイイです。」
「ヴァルゴすごーい!!」
「だろぅぉぉぉ!!」
ヴァルゴは波の上をジャンプしたり波の上で一回転していた。
しかし次の瞬間ヴァルゴは波に飲まれた。
「おーい!ヴァルゴ大丈夫か?」
「誰かぁぁあ!助けてくれよぉぉ俺をよぉぉ!俺は泳げねぇんだよぉぉ!!!」
(泳げないのに沖に出てサーフィンしてたのか・・・。無謀じゃ。)
「ヴァルゴ!さっきの風魔法を使って体を浮かせばいいじゃろ!!」
わしがそう言うとヴァルゴは魔法を使い、海の中から空に浮かんだ。まるで海の神様のように。
「すげぇだろぉぉ!!俺はよぉぉ!!」
「一時はどうなるかと思いましたが、さすがヴァルゴさん!!」
「ヴァルゴ面白い!!僕もやりたい!!」
「よーし!お前ら全員でやるぜぇぇぇぇ!!エアー!!」
「わぁー!!」
「すごーい!浮いています!」
「わしはシャルロットと見てるからみんなで楽しむんじゃぞい。」
「源五郎も行こう!!」
「実はわしは泳げないんじゃ。なので見ていますぞ。」
「大丈夫だよ。」
そう言ってアーチがわしの手を引っ張った。
「アーチしょうがないなぁ。わしも行くぞい。」




