77:大将の気まぐれ
「へい!おまたせ!ウルトラスーパーデラックス大将の気まぐれ盛り!」
(大将の甲高い声も可愛いんだよなぁ。ってなんじゃこりゃー!!)
「大将の気まぐれはすげぇだろぉぉ!!」
「カラフルな魚と大きな貝の刺し身!このでかい煮物はイカか!?それに透明でプニプニしたのはなんじゃ!?うーめんもあるぅー!!」
「「魚介類!魚介類!!」」
「この魚はヘカダットの名物マグダイ!その貝も名物のゴッドシェルフィッシュ!煮物はデビルクラーケンの子供!それはオクトパスエンペラーの卵!今日は気分がいいからスペシャルだぜ!!」
「ここの代金は俺持ちだからよぉぉ!お前ら好きなだけ食べていいんだぜぇぇ!!!」
「ヴァルゴ男前じゃな!!」
「「男前!!男前!!」」
(アーチもマールもテンションがおかし過ぎる。)
「それでは早速食べましょうぞい!!」
(この塩みたいなのを付けて食べるんじゃな。じゃあマグダイから。わぁー上質な旨味が口の中でとろけるー!と思いきや身がしっかりしていて噛めば噛むほど旨味が溢れてとろけていく!!無限旨味魚じゃ!!)
「源五郎、魚介類美味しすぎて僕だめかも。」
「僕もです。」
(アーチもマールも初めての魚介類の旨味にやられてるぅー。次はゴッドシェルフィッシュじゃ!弾力と貝の旨味が押し寄せてくるぅー!ちょうど良い歯ごたえ!これも噛めば噛むほど旨味の超新星爆発じゃ!!アーチとマールは・・・さらにやばい事になっている!!)
「大将!今日もうめぇじゃねぇかよぉぉぉ!!!」
「当たり前だろ!!」
(次はオクトパスエンペラーの卵!オクトパスという事はタコかなぁ。とぅるとぅるでおもしろ美味しいなぁ!!デビルクラーケンも食べるとしよう。わぁーこれも美味しすぎる甘辛い味付けにプリプリのイカ!どれも美味じゃ!美味祭りじゃ!!そしてこのうーめんは海鮮を感じる塩味でこれもうまーい!!!)
「源五郎、魚介類ってこんなに美味しいんだね。」
アーチは至福の表情でわしに話しかけた。
「そうじゃろ!そうじゃろ!海は偉大なんじゃ!!」
「僕、こんな美味しい食べ物を食べるのは初めてで・・・。」
泣きそうな顔でマールはつぶやいた。
「そんなに美味しいって喜んでくれて俺も海神様も大喜びだぜ!」
わし達の様子を見ていた大将は甲高いショタ声でそう言った。
「大将!最高に美味しいですぞい!海神が住む街って書いてたんじゃがどこに住んでいるんじゃ?」
「おい!お前、海神様だ!様を付けろ!!海神様はヘカダットの海に住まわれているんだぞ!そのおかげで美味しい海の幸が食べれるんだ!!」
「ほぉーそうなんじゃな!海神様に感謝じゃな。」
「僕、海神様会いたい!!」
「海神様に会おうとするなよ。過去によそ者が海神様の怒りに触れて大災害が起きた事があるんだ。だから絶対に海神様に会おうとするな。お前ら分かったか?」
「どんな大災害だったんですか?」
「海は枯れ、大地は荒れ、あらゆる海の幸が絶滅したらしい。俺がヘカダットに住む前の話だから直接見たわけじゃないけどな!」
「ひぇー恐ろしいなぁ。」
「お前ら大将の言う事は絶対だかんよぉぉぉ!!分かってんだろぉ!!」
「僕、大将の言う事守る!」
「わしもじゃ。」
「僕もです。」
「お前らよぉぉ!分かってんじゃねぇかよぉぉぉ!そんじゃ腹ごしらえもしたしよぉぉ!!海に行くぞぉぉ!!そんで海で遊ぶぞぉぉ!!」
(海で遊ぶ・・・海!?って事はアーチの生肌パラダイスが!?アーアー!!)
「ぜひ行きましょう!早く海に行きましょうぞ!!」
「源五郎、また変な事考えてるでしょ。」
「考えて無いですぞ!海で遊ぶのが楽しみ過ぎるだけぞい!」
「源五郎!海で遊ぶのってそんなに楽しい事なんだぁー!それなら僕も楽しみ!!」
「僕もです!!」
「それじゃあレッツゴーですぞい!!!」




