76:大将
「この子が大将なのか?」
「そうだぜぇぇぇ!初めてこの店に来たきっかけはよぉぉ!冒険者で話題になっててよぉぉ!!大将を初めて見たときはよぉぉ!こんなガキが料理作ってんのかよぉ!って思ったけど目玉が落ちる程によぉぉ美味かったんだよぉぉ!!」
(目玉が飛び出るとほっぺたが落ちるが一緒になっていますが、悟りって何じゃろ。)
「ヴァルゴはまた俺に失礼な事言ってるのか。そんな事言うならヴァルゴは出禁にするぞ。」
「大将申し訳!」
「とりあえずヴァルゴ達はそこの空いてる席に座れー。」
「かしこまり!」
「ヴァルゴはショタ大将の言いなりなんじゃな。」
「大将は俺よりかなり年上だからよぉぉぉ!!」
「あんなに可愛い見た目なのにヴァルゴより年上なのか。」
わしがそう言うとアーチの機嫌が悪くなった気がした。
「アーチどうしたんじゃ?」
「源五郎、耳を貸して。」
「なんじゃ?」
「出来れば僕以外に可愛いって言ってほしくないなぁ。」
(耳元でそんな事言われるなんてアーチ可愛すぎる。嫉妬、可愛い。
というかわしの事好きなのか。アーチはわしの事好きなのか。)
「わ、わかったぞい。」
そう言うとアーチが照れながら満面の笑みを浮かべた。
「お前らどうしたんだぁぁ?」
「何でも無いぞ。」
「何でも無い!!」
「さっきの話なんですが、もしかして大将ってドワーフなんですか?」
「さすがマールだなぁぁ!!!正解だぜぇ!!!」
「初めてドワーフ見たぞ。ドワーフは歳をとらないのか?」
「300歳以上生きると聞いた事があります。100歳を超えると見た目が急激に大人になるそうです。」
「そうだぜぇぇぇ!!」
「マールも物知りなんじゃな。」
「ありがとうございます。」
「とりあえず俺がよぉぉ!おすすめの料理頼むからよぉぉ!!」
(ドワーフショタが提供する料理楽しみ過ぎる。)
「魚介類!魚介類!!」
アーチが変なテンションになっていて魚介類コールを始めた。
「魚介類!魚介類!!」
するとマールもアーチと一緒に変なテンションで魚介類コールを始めた。
(これはもしや、楽しみ過ぎてバグ状態になっているのでは・・・。魚介類パワー恐るべし。)




