表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

77/258

【番外編】紅き閃光スターディザイア

魔王討伐を目指す冒険者パーティー《紅き閃光スターディザイア》は苛立っていた。


「マールの奴を追放した所までは順調だったのにまさかヴァルゴさんが来るとは・・・。」


「キッド!ヴァルゴさんもそうだけどよ!俺様を縄で縛ったあいつも許せねぇ!」


筋肉ゴリゴリのごつい男ブラッドは目が鋭く鼻が高い金髪の少年キッドに苛立ちながら話しかけた。


「まぁまぁ、2人共落ち着いて下さい。金銭は奪えなかったですがマールを追放するという当初の目的も達成できた事ですし、あの有名な冒険者ヴァルゴさんも私達のパーティーの活躍を知っているようでしたので嬉しい事じゃないですか。ただ、私達に喧嘩を売ってきたあの若造は許せませんね。」


円縁メガネで知的な顔の青年スワルドはそう言った。


「そうだよな!あのヴァルゴさんに認められてる俺らのパーティーってすげぇよな!!金は明日またダンジョンに潜って金稼げばいいし、ついでにダンジョンの階層記録も更新しようぜ!!」


「縄野郎はどうすんだよ!」


「俺たちは最強パーティーだろ!あんなガキいつでもやれるだろ!そんな事より明日のダンジョンだ!!」


「そうですよ。私達は頭脳も力も一流ですからね。いつでもやれますから、次に出会った時にでもやればいいですよ。」


「そうだよな!そうだよな!縄野郎、次に会う時覚えておけよ!!」


---------------------------------


「ファッ!?今何時だよ!マールなんで起こしに来ないんだよ!」


「なんですか、朝から騒がしいですね。」


「俺は最強だぜ・・・。」


「ブラッドはまた寝言ですか。」


「もう昼前じゃねぇかよ!マールのやつめ!!」


「マールは昨日追放したじゃないですか。」


「そういえばそうだったな。おい、ブラッド起きろ!」


「なんだよ!飯か?」


「まだ寝ぼけてるのかよ。ダンジョン行くぞ!!」


「もう昼前ですよ。早くダンジョンに行かないとお宝が無くなっちゃいますよ。」


「なんだよ!マール起こしに来なかったのかよ!!」


「だから、マールはもういねぇんだよ。いいから行くぞ!!」


「自分だってマールがって言ってたじゃないですか。」


スワルドは笑いながらそう言った。


「何笑ってんだよ!次、笑ったら罰金だからな。」


「キッドは本当に守銭奴ですね。」


「お前だって性狂いじゃねぇかよ。すぐ変な色目で見やがってよ。」


「失礼ですね。」


「お、おっ、やるのか!お前らやるのか?」


「脳筋の暴力好きは黙れ!!」


「脳筋の暴力好きは黙りなさい!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ