73:オークと戦ってみた。
(オークを見るのは初めてじゃが、二足歩行の豚じゃな。オーク肉は美味しかったが、動いているのを見ると変な気持ちになるなぁ。)
「それではわしがオークを倒してくるとしよう。」
「源五郎頑張って!!」
(アーチの応援で元気100倍ぞい!)
「おい!おい!一人で大丈夫かよぉぉ!!」
わしはヴァルゴを無視して鞭を出現させた。
「ウィップラッシュ!!」
わしはスキル名を言うと離れたオークに鞭先が向かっていった。
「なんだよぉ!それはよぉぉぉ!!!」
「源五郎さんすごいです!」
複数の鞭先がオークを襲った。
「ブヒィーン!!!」
(オークってそう鳴くんじゃな。)
オークは叫びそして倒れた。
「よーし!オークを倒したぞい!!」
「源五郎!すごーい!!」
「お前すんげぇなぁぁ!!!!」
「源五郎さん!見てください!オークが起き上がってきます!!」
オークを見ていたマールがそう言った。
「あれだけ鞭で叩かれたのにまだ生きておったのか。って何か様子が・・・。」
起き上がったオークがこちらに尻を向け四つん這いになった。
「まさか、もっとしろって事か・・・。」
(アーチはどんな表情をしておるんじゃろ。)
横目でアーチを見ると凍りついた表情で固まっていた。
「さすが調教師じゃねぇかぁぁぁ!!」
笑いながらヴァルゴが言った。
「源五郎さんはオークの調教師なんですね。だから・・・。」
「だからじゃないぞ!たまたま遭遇したオークが変なオークだっただけじゃぞ!こうなったら・・・。」
わしは蝋燭を出現させ、火が付いた蝋燭に息を吹きかけた。
そして、四つん這いになったオークを火で焼き尽くす。
「ブヒィーン!!!」
「俺の魔法よりすげぇ威力じゃねぇかよぉぉぉ!!!」
(これでオークも丸焦げじゃな!オークはもう二度と鞭で叩かないぞ。)
「やりましたね。源五郎さん。」
「やりましたぞ。」
(アーチはもう大丈夫かのう。)
横目でアーチを見るとニコニコになっていた。
(良かった。今のでアーチに嫌われたらわし生きていけない。)
「今思い出したんだけどよぉ!オークはよぉぉ!性欲強いみたいだからよぉ!ダメージを与えて倒してもよぉ!!しっかりとどめを刺さないとダメなんだぜぇぇぇ!!!」
「それ、早く言って欲しかったぞい。」
「源五郎さんって本当に強いんですね。」
「うん。源五郎は最強なの!最強!!!」
「照れますなぁ!!!」
「源五郎の強さも分かった事だしよぉぉ!!お前ら早く街に向かうぞぉぉぉ!!!」
「「「かしこまり。」」」




