67:ニャンニャンニャン
「この頃の若いやつらはなってねぇな!!」
「そうじゃな!」
「ってお前まだ若いだろぉぉ!!」
(そういえば見た目は若かった。)
「そんな事を話しながらヴァルゴのテントの前に戻るとわし達が泊まるテントが設営されていた。
「よーし!お前ら寝るぞー!!そこの坊主も行く場所ねぇんだろぉぉ!源五郎達のテントでさぁー泊まれよぉぉ!!!」
「そうじゃ!そうじゃ!泊まればいいと思うぞ!」
「あれ、でもテント2人用って言ってなかった?」
「そんな事言ってたか!?じゃあ俺のテントで泊まればいいんじゃねぇか!!」
「ヴァルゴのテントは1人用じゃなかったか?」
「そんな事言ってたか!?大丈夫だぜぇ!!!ほら見てみろよー!!」
ヴァルゴのテントの中を見るとお洒落な照明や綺麗な花があった。そしてかなり広かった。
(この広さは全然1人用じゃないなぁ。それにお洒落な雰囲気は本人に似合ってないなぁ。)
「ほら!大丈夫だろぉぉ!!!」
無言でテントの中を見る3人にヴァルゴが声をかけてきた。
「うん!これならもう一人泊まれるね!」
「そうじゃな!むしろ全員泊まれるなぁ。」
「お前らも俺と一緒に寝たいのかよぉ!!」
「それは大丈夫ですぞ。せっかくテントを用意してもらったので。そういえばお主の名前を聞いてなかったなぁ。」
「あ、挨拶遅くなりましたが、僕はマールです。ヴァルゴさん源五郎さん、助けていただきありがとうございます。」
「僕はアーチ!よろしくね!こっちはシャルロット!猫の獣人さんカッコイイねー!!」
「マールよ。ヴァルゴと同じテントで大丈夫か?」
「泊めていただけるだけでも本当にありがとうございます。」
「マールはとても礼儀正しいなぁ!」
「おいニャンニャン!お前!女みてぇな名前だなぁ!!寝るぞ!!もういいだろぉぉぉ!!!夜更かしは肌に悪いからよぉぉぉ!!!」
(こいつ肌気にしているのか・・・。)
「は、はい!!それでは源五郎さん、アーチさんおやすみなさい。」
「おやすみ!!」
「おやすみですぞい!!気をつけて寝るんじゃぞい!!」
手を振りながらマールはヴァルゴと一緒にテントの中に入っていった。
「よし!わし達も寝るとしようぞい!!」
「うん。そうだね!寝よう!!」
(って今気づいたんじゃが、アーチ少年と一つのテントで寝るのか!?なんかドキドキするなぁ。)




