49:左曲がり
「ようやく階段じゃな!!結構歩いたから次の階で最後にするかのう。」
「うん。お母さんとお父さんダンジョンにはいなさそうだもんね。」
「暗い場所じゃから十分可能性があると思ったんじゃがなぁ。
もしかすると低層じゃなくてもっと深い階層かもしれないが、わし達じゃ危険じゃからなぁ。アタルの占いなので今のわし達でも会える占い結果じゃと思うんじゃが。
なんたって怒涛の的中率じゃからなぁ!!!」
「うん。そうだね。もしかすると次の階にいるかもしれないし次の階に行こう!!」
「そうじゃな!!」
階段を下りると広間になっていた。そして広間の先に分かれ道になっていた。
「源五郎、どっちの道に行く?」
「そうじゃな。左から水の音がするから左がいいんじゃないか?」
「あっ、占いで雨って出てたもんね。水の音がしていたら可能性あるね!左に行こう!」
わし達は左の道を選び歩き進んだ。
「わぁー源五郎!水がいっぱいだよ!!」
「そうじゃな!まるで湖のようじゃ!!というか地底湖じゃな。」
「なんか水がキラキラ光ってて綺麗だね。」
「そうじゃな。綺麗じゃな。」
(アーチ少年もロマンティストじゃな。可愛い。)
「ここじゃないみたいだね。もしかしたら会えるかなぁと思ってたけど、そんな簡単じゃないよね。源五郎一緒にいてくれてありがと!」
「どこでも一緒に探しますぞ!だから改まってお礼言わなくて大丈夫ですぞ。わしもアーチと一緒で助かってますぞ。」
「うん。ありがと。それじゃあ源五郎戻ろう!次の暗い場所探そう!」
「あっ!?」
「どうしたの源五郎?」
「湖の左に何やら怪しい穴が。」
「本当だぁ。僕全然気づかなかった。」
「わしも湖とかに見惚れていて気づかなかったですぞ。
湖の左側が細い道になっているので穴まで行けそうですぞい。」
「うん。行ってみよう。」
「細い道じゃから気をつけてなぁ。」
「わっ!?」
「大丈夫か?」
「大丈夫!!」
「よーし。穴に着いたなぁ。」
「うん。危なかった。」
「それじゃあ穴に入るとしよう。」




