45:おいでよパラダイス!!
「ダンジョン!ダンジョン!!」
わしはテンションがすごいアーチ少年とダンジョン入り口まで来た。
(アーチ少年のテンションがすごいのはポーションのせいかなぁ。)
「すみません!登録証を見せたらダンジョンに入れると聞いたのですがここが受付で間違いないですかな?」
「ダンジョン入場希望ですね。それでは登録証を拝見します。」
わしとアーチ少年は門番の姿をした受付に登録証を見せた。
「源五郎さんとアーチさんですね。確認しました。ダンジョンに関して説明は必要ですか?」
「冒険組合で聞いてきたので不要ですぞ。アーチ聞きたい事あるか?」
「僕も大丈夫!!」
「かしこまりました。それでは気をつけていってらっしゃいませ。」
受付に挨拶をしてダンジョンに入るわし達。
「これがダンジョンかぁ。」
(ダンジョンというより洞窟じゃな。洞窟。)
「僕たちダンジョンに来ちゃったね!わぁー楽しい!!」
「他の冒険者もいるからぶつからないように気をつけるんじゃぞい!」
「はーい!!」
「おっ、最初のモンスター発見じゃ!!あのうねうねはスライムじゃな!」
わしが会ったことがあるスライムとは違い水色で透明なスライムじゃった。
「あの風貌のうねうねどこかで見た気が・・・。」
(あっ、ぷるるじゃ!あのスライム絶対にぷるるじゃ!!
わしはスライムを食べたのかぁ!?あのスライム甘いのか!?)
「源五郎、スライムだよ!倒そう!!」
アーチがそう言うと近くにあった石をスライムに投げた。
「おっ!HITじゃな!!」
スライムは石が当たると魔石を残して溶けるように消えた。まるでぷるるのように。
「やったぁー!スライム倒したよー!!」
「アーチすごいなぁ!スライム倒せたなぁ!本当に石を当てるだけで倒せるんじゃな!」
「わぁーこの先、スライムいっぱいだぁ!!」
そう言って手当たり次第に石を投げていくアーチ少年。
「まるでスライムパラダイスのようじゃ!それにしてもアーチはあのスライムがぷるるだと気づいているのかなぁ。」
「源五郎ー!!僕レベル上がった!!スライム倒してレベル上がった!!」
満面の笑みを浮かべたアーチ少年がそう叫びながら走りわしの方に戻ってきた。
「おぉー良かったなぁ!!」
「あっちに階段あったから階段下りて次の階に行こう!!」
「階段があったのか!よーし次の階に行くとしよう。」
(って今回わし何もしてないんじゃ・・・。次は出番あるかなぁ。)




