43:スキル其のニ
(よーしバスタースラップを試してみるとしよう。)
わしはスキルの事を考えながら道具が出るイメージをしたが出なかった。
(道具は出ないって事かなぁ。それともわしがはっきりイメージ出来てないからかなぁ。とりあえずスキル名言ってみるかなぁ。)
「バスタースラップ!!」
わしがスキル名を言うと右手に力が宿り、力が宿った右手は右から左に空気を叩くような動作をした。
(スキルを言うと勝手に動くのか!勝手にスキル発動のパターンなのか!?
この動作はあれじゃな。もう一人のわしの記憶で見たあれ。ビンタの動作じゃな。
これも人に向かって使っちゃだめなやつじゃな!どのくらい威力があるのか試しに木に向かってしてみようかなぁ。)
「バスタースラップ!!」
木に向かってスキルを発動すると木が真っ二つに折れた。
「こ、これは!?威力強すぎじゃろ!!木がこんな状態になるのに手も全然痛くない!」
(絶対人に向かって使っちゃだめなやつじゃ!!恐ろしい!
様々なスキルを試したが、もう一人のわしが経験した事に関連するスキルばかりじゃったなー。これも固有スキルLive a Lifeが影響しておるって事じゃな。調教師はもう一人のわしに関連するジョブのようじゃな。)
「源五郎!!」
アーチ少年が走りながらやってきた。
「源五郎!すごいね!手でバーってしたら木が折れたー!!!」
「シャー!!!」
「折れたぞ!折ってしまったぞ!!」
「他にも源五郎、ボワーっと火を吹いてたね!!すごーい!!」
「あれはちょっとした事故じゃな!!」
「源五郎!すごく強くなってる!!最強!!強い!」
「シャー!シャー!!」
「このスキルに縄のスキルがあればダンジョンでも問題無さそうじゃな!」
「うん!何かあれば僕が回復するし、シャルロットもいるし!」
「シャー!!!」
(シャルロットは何が出来るんじゃろ。コッコに成長すれば強そうじゃが・・・。
アーチ少年のお気に入りだから適当な事でも言っておこう。)
「そうじゃな!アーチの回復とシャルロットの可愛さで向かう所敵なしじゃな!!」
「敵なし!敵なし!!」
「シャー!シャー!!」
「そういえば源五郎のジョブの調教師ってモンスターを調教するスキルはなかったね。何を調教する調教師なの?」
「何じゃろな・・・。それではダンジョンに行くとしよう。」
「うん!ダンジョンに行こう!!」
「シャー!!!」
次回更新は9月26日月曜日16時ですぞい!次はダンジョン突入の巻!




