27:受付の人もイケメン。
コッコのお世話依頼を終えたわし達は街に戻ってきた。
そして、冒険組合でニトおじさんからもらった依頼遂行書を受付に渡した。
「確かに確認しました。これで依頼完了になります。報酬の50Pです。」
「ありがとうございますぞ。」
「それにしても2人ともボロボロですね。」
「想像した以上に大変な依頼じゃったもので。」
「大変だった。」
アーチ少年はそう言いながら、コッコの事を思い出して泣きそうになっている。
「具体的な依頼内容をお伝えする事も出来ますので次回から気軽に聞いてください。」
「そうなんじゃな。次回から聞くようにしますぞ。」
「源五郎!絶対聞こう!!絶対だよ!」
(必死になっているアーチ少年もかわいいなぁ。)
「絶対聞くから大丈夫じゃぞ!」
わしがそう言うと安堵とした表情になるアーチ少年。
「それでは約束の時間があるのでまた来ますぞ。」
「それでは源五郎さん、アーチさんお疲れ様でした。
またお待ちしております。」
(普段はクールなのに笑顔を見せるイケメン受付男子眩しい!)
冒険組合を出て時計台を見ると約束の時間ギリギリじゃった。
「こんなボロボロじゃとローレンの所に行くの申し訳ないなぁ。
お風呂とか無いのかなぁ。」
(アーチ少年とお風呂に入りたい。)
「あっ、それなら僕の魔法で大丈夫だよ。クリーン。」
アーチ少年は卵を持っていない方の手をわしに向けると、温かな光が包み込む。
先程までボロボロだったわしはあっという間に全身キレイになった。
ついでに服までもキレイになった。
「おぉー!!アーチ!すごいじゃないか!!!ピカピカのキラキラじゃぞい!!」
「えっへん!すごいでしょ!!」
「トーチだけじゃなくこんなすごい魔法も使えたんじゃな!」
「そうだよ!じゃあ僕自身もクリーンでキレイにしよっ!!」
ボロボロに汚れていたアーチ少年も頭から足先までキレイになった。
(髪もサラサラで可愛さ倍増じゃな!!ってこれじゃあ一緒にお風呂に入らないのでは・・・。魔法はすごいが悔しいなぁ。)
そんな事を思っているとアーチ少年が持っていた卵にヒビが入った。




