23:冒険組合の洗礼
(なんじゃ!なんじゃ!?これは喧嘩を売られているのか!?
冒険者になりたてトラブル発生なのか!?
くさびかたびら茶髪ロンゲ男の風貌も悪そのものじゃし!
アーチ少年もさっきの嬉しそうな顔から泣きそうな顔になっているし。許せん。)
「急に話しかけてきてなんじゃ!わし達が冒険者になろうが貴様には関係ない事じゃろ!」
「そうだよ!おじさん!!」
泣きそうな顔でアーチ少年も言い返す。
「貴様だと!おじさんだと!!ふざけんじゃねーよ!お前、お兄さんだろ!!!」
「呼び方はどうでもいいじゃろ!わし達の他にも同い年くらいの冒険者おるじゃろ!」
「だから言ってやってるんだろぉ!冒険者になるからには命かけてんのかよって!」
「そんな事を言われた記憶が無いんじゃが。」
「おい!どうなんだよ!!」
「わし達は危険な依頼をこなさず、雑用や採取を中心に依頼をこなす予定なんじゃ!」
「そうだよ!だから僕たちは危険な依頼はしないの!!」
「なんだよぉ!それなら安心じゃねぇかよ!これから困った事があれば俺を頼れよ!」
「「・・・。」」
(風貌がおかしいし、話し方がおかしいから喧嘩を売られていると思ったが、新米冒険者を心配して声掛けしている良い人みたいじゃったな。)
「そこのガキ!怖い思いさせて悪かったな!それじゃあ無理な依頼受けないように頑張れよ!!!」
そう言うとくさびかたびら茶髪ロンゲ男はどこかに行った。
「源五郎、知らない変な人怖かったよー。」
「そうじゃな。そうじゃな。怖かったなぁ。
何かあればわしがアーチを守るからなぁ。」
「源五郎!ありがとう!!」
一悶着もありながら依頼掲示板の依頼を眺めるわし達。
「源五郎!この依頼にしよう!!」
「どれどれ、そうじゃな!これにするとしよう!!!」
わしとアーチ少年は依頼を決めると受付に持って行き依頼受注の手続きをした。
「こちらの依頼ですね。報酬は50Pになります。依頼失敗の場合、ペナルティーPが発生しますのでご注意ください。この依頼は街を出た先でこなす事が出来ます。」
「受付のお兄さんに聞きたいことがあるんじゃが、いいかのう?」
「はい。私に答えられる事であれば何でもどうぞ。」
(何でもいいのか・・・。)
「それでは、お金に関して詳しくないので教えて欲しいですぞ。」
わしが聞くと受付のお兄さんは親切に答えてくれた。
色々聞いた話をわしなりに理解すると
[銅貨1枚]は[1P]で日本円にすると10円のようじゃ。
[銀貨1枚]は[10P]で日本円にすると100円。
[金貨1枚]は[100P]で日本円にすると1,000円。
[大金貨1枚]は[1,000P]で日本円にすると10,000円。
[白金貨1枚]は[10,000P]で日本円にすると100,000円の価値という事じゃ。
(ローレンは合計で1,600円くれたんじゃな。コッコ焼きが1本100円だったから・・・。
ローレンって意外とケチなのかなぁ。ローレンのおかげで街に入れたんじゃからそんな事思っちゃだめじゃな。反省。反省。)
「お待たせ!アーチ!!説明聞き終わったし依頼内容を完遂しに行くぞい!!」
「うん!行こう!いっぱい依頼受けていっぱい稼ごう!!」
「そうじゃな!!」
次回更新は8月22日月曜日16時ですぞ!フォーフォフォ!




