魔獣との対面
よろしくお願いします
呑気なことを考えつつも、リザードマンを全滅させた俺とイグナイル。
お互いの翼炎放射で跡形もなく消えてしまった。
さっきもボスらしきリザードマンも俺が一発で消してしまった…………なんか、ごめん。
(魔獣に同情するのはよせ。
所詮下等種族だ。同情するだけ無駄なのだ。まだこの世界には数え切れないほどの魔獣が存在するのだ)
だから、心勝手に読むな!
確かに今のは少し同情しちまってたけどさ。
(ここで全滅させても、まだまだおる。む?また来るぞ?リザードマンの群れが)
あほんとだ。遠いから米粒くらいにしか見えないけど、その米粒が沢山集まってる。
さっきよりも数が多い気がするんですが……
(きっと、隊の全滅を聞いてきたんだろう。さっきの倍はいる)
どうやってその情報伝達できたの!?あそこには俺たちとリザードマンの群れしかいなかっただろ?
(何かしら、リザードマンが逃げ出して助けを呼んだのだろう。少しは考えろ)
そんな言い方しなくてもいいじゃん。
まぁ、敵が来れば蹴散らすのみ!!
「やるか!イグナイル!!」
(御意)
おほー!!無双だぜ無双状態だぜー!!
こんなにうまくいっていいのかな?考えても意味ないしな!無双出来る時に無双しまくる!
炎息!!!
やっぱりこの技は慣れねぇな。
顎がいつも外れそうになるんだけど……確かにブレスだから口から出るのもわかるけど、もうちょっと普通に出せる技が良かった…
ヤバイ!リザードマン達がゴミのように燃やし尽くされていく!!
新感覚の体感ゲームみたい…………
(しかし………これは量が多すぎる。この量は異常だ。普段リザードマン達は群れで行動することはあるが、大体30体くらいで集まる。それでもかなり多いんだが、これは100体は超えている。
もしかすると、お主の中にあるアランの意思が魔獣達に勘付かれたのかもしれん。
これじゃあきりがない)
「んなこと言われても、俺の場合不可抗力だろ…………。そんなことで狙われてもな…」
(リザードマン達の強襲が治るまで、戦うのも一つの手だが、ここは一旦退避するのも手だ。どうする?)
「一回撤退するか!この量を相手するのも、初戦闘の俺には厳しいしイグナイルも厳しいだろ?」
(我はまだまだいける)
見栄張んなって………
俺は結構きついんだよ。
俺たちは撤退することにした。
※
しかし、リザードマン比較的普通だったな。トカゲだから、足が6本あるのかと思いきや、聞いたとうり完全二足歩行で空飛んでるからな……
顔も、ティラノサウルスみたいな顔をしていた。人間の言葉も話していたが、少しカタコトだったな。
(それは、生まれて少ししか経ってないリザードマンだ。あれはまだ小さい方だ。普通のリザードマンは後もう少し大きい)
確かに、少し小さいなと思ってたけど、生まれて小時間しか経ってなかったのか。
リザードマン恐るべし………
無理ゲーではなさそうだ。少なくとも、俺にはアランの意思というものがあるからな。
でも、まだ役に立ってないっていうか、本領が発揮されないっつうか。
イグナイルが軌道を変えて、スピードマックスで逃げた瞬間。
リザードマン達の姿は掻き消されるように消えていった。
流石ドラゴンと言ったところか。
今のリザードマンと戦った感じでは、そうレベルは高くない。
他のゴブリンやコボルトも同じくらいのレベルだろう。
「なぁ、本当に生殖能力を持って人語を話す魔獣って、リザードマンとゴブリンとコボルトだけなのか?」
(そんな訳ないだろう。もっといっぱい強い魔獣はいる。ただ出現頻度が高い例を挙げただけだ)
そういうことか………
他の魔獣達は聞かないでおこう。
でも、空飛べるっていいよな。俺も一人で空飛びたい。
評価などよろしくお願いします




