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放課後のメイザード  作者: 月天下の旅人
クローン大戦編
42/89

広島到着

 京都を過ぎ、神奈達は本格的に西日本へと突入することとなっていた。

「まだこれでも二時間はかかるんだっけ」

「中国地方は広いからね。狭い日本とはいわれるけど、島国特有の幅広さってことかしら」

「頌子のいってることが正しいかは分からないけど、まあこれも旅行の一旦だし」

 ちひろはいうが、さすがに集中力が切れて来たようだ。

 ゲームで暇をつぶすこととなったため、会話も切れた。

 そして二時間が経過する。

「ここが広島……駅の周辺はさすがに都市っぽいけど」

 神奈が広島駅周辺を見た第一印象はそれだった。

「今日は花の祭典を見に行くから、五丁堀まで路面電車だっけ」

「頌子は中々下調べができてるのね」

「そういうちひろも確かめている癖に」

「でも駅弁食べたばっかりで出店を見れるかな」

 神奈の心配に頌子が突っ込む。

「あれから二時間以上は経ってるから心配要らないと思うけど」

「本通にホテルがあるから、出店を見終わったらTOGO6階のパケモンセンターに行くわ」

「ご当地のキャラクターグッズがあるからね」

 ちひろは呆れたようにいった。

「私達も付き添うから、あんまり先に行かないでよ」

 保護者の突っ込みが入ったところで、神奈達は路面電車のホームへと向かう。

「それじゃあ、しゅっぱーつ!」

 そして五丁堀に着き、祭典の会場に向かうと人で溢れかえっていた。

「さすがに人が集まっているわね」

「ちひろは驚いているみたいだけど、この花の祭典は結構人が集まるからね」

 すると、何人かは神奈に気づく。

「あの子ってもしかして『始源の魔法少女』じゃない?」

「ってことは『放課後のメイザード』か!名古屋に居るんじゃなかったのか?」

 それを見た少女、かんなは両親にいった。

「かみなじゃないけどかんなは居るよね?それに神奈が困るわ」

 それを見ていた神奈は彼女についてこう述べる。

「中々しっかりした子ね」

「そうかしら?案外プライドが高い子に育ちそうよ」

 頌子の返しに、ちひろはいう。

「まさか。彼女は気立てもいいし、そんなことにはならないと思うけど」

「実際育ってみないと分からないけど、見ず知らずの子だし将来なんて分からないわ」

 頌子の言葉を受けて時を越えてくしゃみをする音が聞こえた気がするものの、多分気のせいだろう。

 いくらなんでも過去の噂話でくしゃみなんてしないだろうから。

「さて、ご当地料理もそろっているわね。ケバブもあるかしら」

「ケバブ?あの漫画で嵌ったの?」

 ちひろの問いかけに神奈は答えた。

「興味が出たのよ。トルコ名物らしいし、こういう時にしか食べれないと思って」

「なるほどね。神奈らしいといえば神奈らしいかな」

 そして神奈はケバブを見つける。

「お母さんからお金は貰ってるから」

 さすがに小学生といっても六年生なのでお金の管理はできる。

 なので神奈はお金をあらかじめ貰っていたのだ。

 保護者が付いているのは、要は犯罪に巻き込まれるのを防ぐためである。

「さてと、いただきます」

 ケバブを受け取った神奈は、そういってそれにかぶりつくのだった。

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