1.プロローグ
文章とか書くの初めてで多分誤字脱字めっちゃすると思うんですけど読んでくれると嬉しいです!
「この両腕があればお前は誰にも負けない」
小さい頃父親に言われた言葉だ
村のみんなから期待されていた将来が楽しみだとか、
この村の英雄だとかも言われたかな
そのときの俺は笑顔で
「任せて、俺は絶対最強の賢者になるから」
なんて言ったかな。
村のみんなの期待に応えてたかった、村のみんなとずっと一緒にいたかった、いれると思っていた。
ある村に1人の少年がいた
名前はアラン•カバリール
アランは魔法の才能に恵まれており、6歳という若さで魔法を熟知し操ることができていた。
「おい、アラン今日も俺が魔法を教えてやる」
「今日はどんな魔法を教えてくれるの?」
「そうだな、今日は水属性を教えてやる」
「また〜?まあいいけど」
この世界では魔法は火•水•土•風の四属性に分かれている。
属性それぞれに適正がある。
そしてこの世界は両腕から魔力を放出するため魔法をだすときには両腕を前に突き出すという動作をしなければいけない
「ウォーターキャノン」
ドォゴーン
「まさか、一撃であの大木を折るとは…さすがは我が息子だな」
「当然だよ、俺はいつか賢者になる男だよ」
「そうだな、期待してるぞ」
アランの父であるレイン•カバリールはかなり凄腕の魔術師であったその父から見てもアランの成長速度は凄まじくもはやもう教えることがあるのかと焦っていた
突然周りの空気が変わった雨が降りそうになったのである
「これは、ひと雨降りそうだな、アランそろそろ家に帰るぞ」
「はーい、今行く」
そう言って2人は自分の家に帰って行った。
「「ただいまー」」
そう言って家に帰ると母親であるサラ•カバリールが出迎えてくれた
「おかえり、雨で濡れてない?タオルあるよ」
「ありがとう、もうびしょびしょだよ〜」
「ふふ、お湯沸かして来るわね、お風呂にはいりなさい」
「「わかりました」」
そう言って父親とお風呂に入って夕飯を家族3人で食べた。
とっても幸せだったこんな生活がいつまでも続いて欲しい、そう願ってた
「おい、早く火を消せ」
「逃げて、みんな」
「ダメだ、火が周りすぎている消化間に合わない」
突然俺の街は魔物の襲撃にあった、家が燃え、人が血を出して倒れている。
「こっちだ」
「うん」
レインが俺と母さんの手を引っ張って走っている
次々と出てくる魔物に逃げながら、俺たち家族は走った、そして息が切れてもう動けなくなっているとき父さんが急に立ち止まって言った
「アラン、お前だけでも逃げるんだ」
続けて母さんも言った
「アラン、あなたにはこれからも生きてて欲しいの」
「いやだ、これからも3人で一緒がいいこれからも2人と俺は生きていきたい、ねえ父さんまだ教わってないことがたくさんあるんだよ、母さんともまだ一緒にいたい美味しいご飯を作って家で待っててくれる母さんと一緒にいたい、俺だけが逃げるなんてできないよ、まだ、一生にいたい、いたいよ2人とも!」
涙で前も見えない中必死に訴えた
「アラン、お前に教えることはもうない、お前はきっといつか賢者になってみんなに尊敬されて、みんなを笑顔にできる男になるんだろ?」
「アラン、あなたならきっと大丈夫これからいろんな大変なこと辛いこといっぱいあると思うでも、あなたなら大丈夫、だって私たちの自慢の子供だから、だからねアラン、今は逃げてあなたにはこれからの人生を楽しんで欲しいの」
「嫌だ!嫌だよ一緒に来てこれからも一緒にいたい」
2人を抱きしめながら泣いていたそのとき
一体の魔物が飛びかかって来た
「危ない」
そう言って父さんが俺を突き飛ばした
そして見上げるとそこには父さんと母さんと俺の左手を食っている魔物の姿があった。
「とお..さん、かあ..さん」
そこから俺の記憶はなかった
なんか急展開すぎるかも次あれば説明とかもっとしようかな