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忘れて  作者: yukko
4/15

交際

2年間の付き合いだった。

始まりは彼からだった。


「もし良かったら、俺と付き合ってくれる?」


信じられなかった。

有り得ないと思った。

私などに「付き合って!」って……

ふと、気が付いた。


「何? 何か買い物? 付き合うわ。」

「違う! 俺と交際してくれ!って言ったんだ。」

「………嘘っ!」

「嘘じゃないよ。」

「でも、あなた……彼女のこと今も……。」

「忘れて無いよ。忘れられないんだ。

 でも、一緒に居て欲しいと思ったんだ。

 一緒に居て貰えている時間、俺、楽なんだ。楽しいんだ。

 こんな気持ちで付き合って!っていう資格無いよな。」

「私でいいの?

 彼女と違いすぎるわ……。」

「お前だから、いいんだ。」

「もし……彼女が戻ってきたら、戻っていいからね。」

「なんで、そんなこと今言うんだ。」

「だって、私が一番になれないこと分かってるから……

 あなたの一番は……彼女よ。

 だから、その時は言ってね。」

「なんだ。それ……。

 ………俺と付き合ってくれるの?」

「はい。」

「本当に?」

「本当に……!」

「ありがとう。」


あの日から2年だ。

楽しかった。

男の人と付き合ったことがなかった私に彼は色々教えてくれた。

待ち合わせする時の胸の高まり………。

電話で話して終わりたくない気持ち………。

そして、初めての口づけ………。

初めての…………。

初めてばかりだった。

私の初めては全て彼だった。

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