表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

色彩

 色彩とは、遥か太古の時代、天女すらもいなかった時代から生き続ける願望の化身。


 世界の原型(オリジナル)であり、意志を持つ概念生命体。


 魔法の原型である奇跡の使い手。


 天女たちが源理イデアを生み出す際に参考にした超生命体。


 その力は源理イデアすらも超えるとされている。


 その姿は普通ならば、捉えることが出来ず、天女たちですら捉えられない。


 唯一捉えられる者は第一の天女であるミラのみだ。


 そのため、色彩には彼の意思を伝え、民衆の意思を伝える巫女が必要になる。


 だが、歴史上のどれほど調べても色彩の巫女の情報は出てこない。


 もしかしたら最初から存在していなかったのかもしれない。


 そう思うかもしれないが、それはあり得ない。


 これは断言できる。


 まず、ミラはあくまでも色彩を認識出来るだけで一度も会ったことがない。


 それならば、彼女たちはどのようにして知ったのか?


 それは色彩に関する情報が世界に流れていたためだ。


 彼女たちは世界の管理者ということもあり、ありとあらゆる情報を持っている。


 そして、天女たちは色彩に関する情報を情報収集している際に見つけた。


 それは御伽話のような話ばかりであったが、世界を調べてみると、その御伽話のような噂は全て事実であると分かった。


 あくまでもそれは調べた情報から導き出された結論であり、事実かどうかは正確には分からない。


 それでもほぼ100%と言ってもいいほどの状況証拠が出揃っている。


 天女たちはその情報から色彩の捜索を行ったが、見つけ出すことはできなかった。


 そもそもミラしか認識することが出来ないため、見つけ出すことは難しい。


 彼女たちは色彩の捜索の中で色彩の巫女の情報も手に入れた。


 色彩の巫女は数少ない色彩を認識することの出来る人物であると。


 しかし、それ以外の情報は一切出てこなかった。


 色彩の巫女も色彩同様に行方に関する情報が全くと言っていいほどなかった。


 いや、色彩よりも色彩の巫女の方が明らかに情報が少なかった。


 色彩の巫女の情報はあくまでも色彩の代弁者であるというもの。


 それ以外の情報はこれと言ってなかった。


 そんな色彩と色彩の巫女であるが、その活動時期は第四世界辺りに密集しており、第四世界以降ではその活動は一切なかった。


 第一、第二世界での活動報告もなく、第三世界では少数見られる。


 そのため、色彩の巫女は第三世界で生まれ、第四世界で主に活動していたことが分かった。


 そして、第四世界以降での活動が見られないため、第四世界の謎の消失に伴い、巫女の存在も消えてしまったのだと天女たちは考えた。


 それならば、色彩が第五世界以降活動していないことの辻褄も合う。


 一人を除いて。


 第四世界の天女であるサマリエラだけは違う推測があった。


 それも限りなく答えに近い推測を。


 だが、彼女は誰にもそのことを話さない。


 まるで、自分も彼女たちの意見に賛同するように振る舞う。


 それは触れてはいけない禁忌なのだから。


 そして、現在。


 この世界に魔法の原型であり、源流とも呼べる奇跡の使い手がいるらしい。


 その者は一体誰なのだろうか?


ちな、奇跡の使い手は創くんではないです。彼も似たような力使いますが、彼のはオリジナルでその領域に至ってます。まあ、本編時空ではまだまだ先のことですが。一応、奇跡の使い手は本編に出てきますよ?そのうちですけど。まあ、アヴァロン本編ではそんな力ないですが。第六、七部あたりで出る予定です。はい

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ