ユウト、この世界を知る
ラミエルの家に行くまでの間、ユウトはミクさんから教えてもらった話を思い返しだした。
人間以外に魔王を王とする魔族がいること、剣士や魔法使いになるためには専門のアカデミアを卒業しなければいけないことなど以外のことはその都度覚えていけばいいと思った。
さっきから気になっていたことを聞いてみた。
「そう言えば、ラミエルて剣士の方のアカデミアを卒業したんだよね?」
「そうだけども、魔法使いの方も卒業してるよ。両方とも首席で卒業してるけど」
と聞いた時、ユウトは口をポカーンとさせ驚きを隠せなかった。
そして、どんな感じなのか想像がつくと同時に元の状態に戻った。
そんな会話をしているとラミエルの家に着いた。
「大きな家だな」
「だって私の家、貴族だから」
「でも、ミクさんがみんな平等て言ってたよ…」
「一部例外があるの。この話は難しい話だからもう少し慣れてから説明するね」
「あ、両親に状況を説明してくるから待ってて」
と言ってラミエルは先に入っていったが、数分すると戻ってきた。
「分かってくれたからゆっくりしていって」
と言われたのでユウトも入っていった。
その後、ご飯を食べたりお風呂に入ったりと色々なことをしてユウトは眠りについた。
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