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勇者誕生のきっかけ
そして、事が始まったのが、あれに映る少し前、高校の1学期の終業式の日。二人は、同じクラスである。なぜか教室に残っている二人。雄斗が、「あ、あのぉ、話って何だったんでしょうか?」と聞くと、優菜が、「好きです。付き合ってください」と言った。雄斗は、状況が分からず、ポカーンとしていたが、少しして状況が分かった雄斗が、「こんな僕で、よろしいのであれば、よろしくお願いします!」と言った。優菜も少し安心したのか、表情が少し緩んだような気がした。そして、優菜があの事に直接関係する話を切り出す。「今度、一緒に海に遊びに行かない?」
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間違いなどがありましたら、ごめんなさい。