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受験生

作者: ren

一度離れていた勉強に、戻ってきた。

挫折の後に目指す、本来の道。


一度も諦めなかった勤勉な人が、栄光の道を爆進していくのを噂で聞きながら。

地道に錆び付いた三輪車の手入れをする。


最初から勝てるなんて思ってない。

それでも、お前のやり方を見せてくれと世間が言う。


勤勉になることは、案外難しくはない。

力をつけることは、想像出来ないぐらい簡単じゃない。


頑張ってるねと言われれば

外見と中身のギャップに身悶えする。


そんな自分に嫌気がさして

こんなのは自分じゃないと思い詰めて


気軽に出来る堕落に手を出す


それでも次の朝には元の生活に戻って

三輪車は迷いながらも走っていく


前へ進め

前へ進め


一メートルでも前に


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― 新着の感想 ―
[良い点] 受験か... 一年前を思い出しました。 何事も、一メートルでも進めば...。 [一言] 心に残る詩を、ありがとうございます。
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