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転生したら、真織先生のブラジャーになっていた話     

 僕の水泳パンツの前の部分は、もう生地がはち切れて破れてしまいそうな程に膨れ上がっていたのは言うまでもない。       真織先生は、生徒の誰もが訊いたこともないけれど、見た目的に、おそらく間違いなく、二十代前半。             全体的にまだ充分に若々しく、水着から伸びて露出した手脚の素肌は、いかにもぴちぴちとしてみずみずしい弾力がありそうであった。色もは陽焼けしない体質なのか、透き通るような白さを誇っていた。僕にとっては幸いにも、まだ結婚だってしていないらしい。              それに、僕の予想というか、希望的観測に過ぎないのかもしれないのだけれど、多分結婚を前提にしたようなカレシのたぐいとの交際のある気配もせず、真織先生はおそらく女性としての経験のまだない無垢な身體を持ち合わせているのだという見立てだ。      だからこそ、というか、そうでなくても、僕は、真織先生が女性として好きだった。好きで好きでたまらなかった。        年齢的に見れば、中二の僕からすれば、一回りもふた周りも上の、お姉さんを通り越して母親と言っても過言ではないような歳のひとなのかもしれない。     でも、たとえそれでも僕は、真織先生との将来を夢見さえする程、その恋心を膨れ上がらせ、叶わぬ夢を飼い太らせずにはいられなかったのである。僕は、プールの縁に座りながら引き続き、真織先生の肢体にちらちらと眼を這わせていた。           と、たまたま隣りに居た男子のひとりが言ったのだ。

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