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NJruler  作者: 花浅葱
4章 その愛を裏切りと呼ぶのなら
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【Happy Birthday!!】安倍健吾誕生日記念小話in2022

おたおめ。

 ───これは、安倍健吾───俺が同い年であり、同時に俺のファンであり、そして俺が好きな人である梅染紅美を「水族館」に誘い、遊びに行った話である。

 ***

 水族館の最寄りの駅で俺は紅美と待ち合わせる。15分早く待ち合わせ場所に到着した。

 紅美「あ、健吾...さん...」

 そこには、髪をツインテールにし、クリーム色の地雷系の服を着た紅美がいた。

 健吾「紅美、もう来てたんだ」

 紅美「はい!健吾さんと一緒に水族館に行けるのが嬉しくて!」

 健吾「健吾でいいよ。俺も、紅美って呼んでるし。それに敬語なんて使わなくていいよ。堅苦しいしさ」

 紅美「わかりました───じゃない、わかった」

 健吾「じゃあ、行こっか!」

 紅美「うん!」

 俺は紅美と歩幅を合わせて歩く。紅美の服から覗かせる華奢な脚が俺の心を惑わせる。

 やはり、紅美は綺麗だ。それに、可愛い。


 俺らは、水族館に入る。水族館の入口は硝子でできており、儚さが目に焼き付けられる。

 紅美「楽しみだね!」

 健吾「あぁ、そうだな」

 水族館は薄暗く、静寂に包まれいる。そんな中、一層輝いていたのは、サンゴであった。

 健吾「サンゴ礁か、綺麗だね」

 その水槽には、赤、青、黄色。何色ものサンゴが水の中を彩っていた。水族館に来た観客の期待や、喜び・楽しみなどを表現しているようにも感じられる。

 紅美「あ、亀さんだ」

 健吾「ホントだ」

 サンゴのある水槽の中を優雅にウミガメは泳いでいる。自分の遅さを「欠点」ではなく自分を魅せるための「利点」として捉えているような感覚になる。

 色とりどりのサンゴをその双眸で堪能して、次の水槽へと移動を開始する。

 紅美「次は...こっちか」

 視線の端に、巨大水槽を挿入しつつ、俺と紅美はエスカレーターに乗った。まだ、巨大水槽には辿り着かないみたいだ。

 紅美「わぁ!キレイ!」

 ここは、「太平洋」の水槽だ。中には、カレイやウツボなどの魚が目に入る。あれ、これはヒラメだっけか?

 健吾「これは、ヒラメ?カレイ?」

 紅美「えっと...カレイだって!」

 健吾「見分け方...なんだっけ?」

 紅美「左ヒラメに右カレイ...だって!後、ヒラメは鋭い牙があるらしい...」

 健吾「そうなのか。でも、口内は見えないし、目もどっちかわからない...」

 紅美「ありゃ、じゃあ勘じゃん」

 健吾「残念だなぁ...」

 俺は、紅美の生脚を見る。

 紅美「どこ見てるの?」

 健吾「あぁ...ヒラメだよ。ヒラメ」

 紅美「これ...カレイだよ?」

 健吾「大丈夫、俺が見てるのはヒラメであってる」

 俺が見てたのはヒラメはヒラメでも、紅美のヒラメ筋です。


 さて、次に俺達は「インド洋」の水槽を見る。その中には、名前のわからないカラフルな魚が群れを成して泳いでいた。

 紅美「可愛い...」

 健吾「美味しそう...」

 紅美「あれ、もしかして健吾って水族館見て美味しそうって思っちゃう系の人間?」

 健吾「え、あ、いや違うよ?」

 紅美「本当かなぁ...道端で鳩とかみて{美味しそう...}とか言ってそう」

 健吾「なっ!なんだその偏見は!」

 ごめんなさい。言ってます。鳩を見てファ◯チキを食べたくなったことがあります。なんなら、先週の土曜日の話です。

 さて、俺たちは「大西洋」「カリブ海」の水槽を他愛もない会話をしながら見た。


 そして、ここは「深海」の水槽だ。

 紅美「なんか、より一層暗くなった気がする...」

 健吾「深海だから、雰囲気作りじゃない?」

 紅美「このこのぉ〜!メタいぞぉ〜!」

 俺は紅美に小突かれる。その細くて白い腕が俺の腕に当たる。可愛い。超可愛い。

 紅美「って...あれ鮫じゃない?」

 健吾「そうみたいだな。えっと...ミツクリザメだって」

 紅美「なんじゃ、それは。知らんぞ」

 紅美は何故か頬を膨らませている。可愛い。可愛すぎるぞ。

 健吾「あ、これはリュウグウノツカイかな?」

 紅美「本当だ。乙姫様はいるのかな?」

 健吾「俺の隣にいるよ」

 紅美「え?なんて言った?」

 健吾「さぁね、内緒だよ」

 乙姫様はどうやら、俺の発言は聞こえなかったみたいだ。


 世界の海シリーズもそろそろ終焉を迎えてきた。最後は「北極・南極の海」だ。

 紅美「うわぁ...寒そう...」

 健吾「でも、きっと住んでる側からしたら丁度いいんじゃないか?それが当たり前なんだし」

 紅美「まぁ...そうだね」

 健吾「多分、地球が-10℃とかの世界線でも俺達にはそれが当たり前何だろうな」

 紅美「何その世界線。他の世界線とかもあるの?」

 健吾「あぁ、あるぜ?400℃の世界線とか、硫酸の雨が降る世界線とか、時速数kmの風が吹く世界線とかかな?」

 紅美「あれ...それって金星では?」

 健吾「正解。天才だね!」

 紅美「照れるのはやめれ〜」

 健吾「ぷにぷにワッカ!」

 紅美「え...健吾の◯◯◯気持ちよすぎだろ?」

 紅美は少し恥ずかしそうにしながら言う。

 健吾「コンプライアンス的にもキャラ的にもアウトです」

 紅美「教えはどうなってんだ教えは!」


 エボウヨはおいておいて、俺たちは先程目に入った、巨大水槽の前にやってくる。

 紅美「うわぁ...たくさんお魚さんがいる!」

 健吾「本当だな」

 紅美「マグロがたくさん泳いでるよ!」

 俺らは水槽前に置いてあったベンチに座って眺める。その景色は、俺を心の底から動かす紅美への愛のようなものだった。

 紅美「なんで、私を水族館に誘ってくれたの?」

 紅美は、水槽の方へ歩き出した。俺もそれに合わせて進む。

 健吾「それは...紅美のことが好きだから...かな...」

 紅美「え?」

 健吾「魚は水の中じゃないと生きていない。そんな関係に、俺らもならないか?」

 紅美は静かに頷く。俺は、紅美を抱きしめた。

 紅美「えへへ...恥ずかしいなぁ...」

 紅美は、俺の腕の中で笑う。俺の頬は今頃真っ赤になっているのだろうが、水族館は暗くて見えない。それは、紅美も一緒だった。

 紅美「私...健吾と付き合ってもいいのかな...」

 健吾「大丈夫だよ。俺は何か特別なアイドルって訳じゃないんだ。テレビで活躍し始めた池本栄とか山田稜とかとは違う。俺はただの一般人。強いて言えば、youtubeで歌ってみたを出してるしがない学生だ。だから、普通に恋をしたっていいはずだよ」

 紅美「そっか...なら、お付き合いしましょ」

 健吾「あぁ、当たり前だ」

 俺達はしばらく抱き合った。バカップルと呼んでください。


 気を取り直して、次の水槽を見る。そこには、サメやマンボウなどが泳いでいた。

 紅美「マンボウだよ!マンボウ!」

 健吾「コピペを出したいけど、上手くなろうで表示されるかわからないから貼りませんよ」

 紅美「

 へ(^o^)へ

   |へ

 /


 \(^o^ )へ

  \|

 >


<( ^o^)>

 三) )三

< ̄ ̄>


 Σ ( ^o^)

 <) )>グキッ

< ̄ ̄>



 _人人 人人_

 > 突然の死 <

  ̄Y^Y^Y^Y ̄」


 健吾「うわぁ!なにしてんだよ!」

 紅美「えへへ...ごめん...」

 健吾「しかも、{突然の死}のところだけじゃなかったし!なろう対応する?大丈夫そう?」

 紅美「わかんない...失敗したら読者さんにはごめんなさいしないと」

 健吾「可愛いから許される!」

 そんなこんなで、許された。許してね。ごめん。


 そして、俺たちは海洋生物と触れ合える場所まで来た。

 健吾「触れ合えるらしい」

 紅美「本当?」

 健吾「うん。優しくしろよ?」

 紅美「何?私は凶暴キャラなの?」

 健吾「本編だと、唐突に別れを告げた女キャラだぞ」

 紅美「あら、まだ別れた真相を知らないのね。ぷぷぷ」

 健吾「え、別れるってなんのこと?」

 紅美「あらやだ、付き合ったばかりなのに縁起が悪いわね。おほほ」

 birthday位しっかり書いてくれ。紬のが重かったからってネタ枠にしないでくれ。ギャグ→シリアス→ギャグ→シリアス→ギャグの順番だと、るろ剣北海道編の剣心の表情みたいになってるから。って、みんなこの例えわからない?

 紅美「みてみて、タコさん」

 健吾「あら、タコさんだ」

 紅美の手にタコが纏わりついている。このタコが巨大だったらなどという妄想はしない。

 紅美「こっちは、ヒトデさんだ」

 健吾「これはウニだ」

 紅美「ウニって英語でなんていうの?」

 健吾「sea urchinだってさ」

 紅美「へぇ!そうなんだ!」

 健吾「削除も本当に疑問に思ってweblioで調べてたからオチはないよ。豆知識で終わり」

 urchinを和訳すると、ウニの他に「わんぱく小僧」などの意味があるらしい。オチはない。


 俺たちは、しっかり手を洗ってから次のブースに移動する。

 紅美「わぁ!ペンギンさんだぁ!」

 紅美は嬉しそうにぴょこぴょこ跳ねる。可愛い。

 健吾「ペンギンだね」

 紅美「可愛いね!可愛いね!」

 健吾「あぁ...可愛いな...あ、お前も可愛いぞ!」

 紅美「惚気?」

 健吾「いいだろ、付き合ったばっかりなんだし」

 紅美「しょうがない...許そう!」

 紅美はそう言うと、俺に抱きつく。

 健吾「可愛い...」

 紅美「そういえば、チンアナゴいないね」

 健吾「チンアナゴ一丁!」

 紅美「どうせスベるからやめといたら?」

 健吾「チンアナゴキャンセルでぇい!」

 スベるからなくなった。リ◯リ◯のパロディはしない。いくら紅美が可愛くてもだ。


 そして、俺たちは「海藻」の水槽の前までやってくる。

 紅美「海藻だね...」

 健吾「うん...」

 語ることはない。だって、海藻だもん。可愛くないもんね、海藻は。それに、高度なギャグもできない。だって、作者だもん。ボケセンスが幼稚園児。


 さて、これが正真正銘最後の展示。「海鳥」の展示だ。

 紅美「水族館なのに、鳥さんがいるよ!」

 健吾「本当だな。ウミガラスとウミネコかな?」

 紅美「ウミネコってなんでネコなの?」

 健吾「ミャーミャーなくからだろ?これは、知ってる」

 紅美「じゃあ、私がミャーミャー泣いたらクミネコかな?」

 健吾「尊い」

 紅美「ミャー!」

 紅美は両手の額の横に当てて、猫耳のようなポーズをしている。

 健吾「ゔ...可愛い...」

 危険だ。可愛すぎて死ぬところだった。文字だけじゃなくて挿し絵が欲しい!」


 と、そんなこんなで水族館を出る。出口も硝子でできており、水族館での短くも楽しい思い出が儚いことを表しているようだった。

 健吾「楽しかったな」

 紅美「うん!今日は、誘ってくれてありがと、健吾!」

 健吾「あぁ!また来ような!」

 紅美「うん、そうしよ!」

 俺は、幸せだった。


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