第66話 夕ご飯
美緒「へぇ、純介いい所あるじゃん」
紬「あぁ...バレちゃった...内緒にするはずなのに...」
智恵「美緒はどうなの?」
美緒「うぅん...どうだろう...誰がいいのかなぁ...わからない」
紬「純介は?」
美緒「まぁ、しっかりしてるからね。梨央のことも見ててくれたし」
梨央「あぁー、ダンスの事でしょ?」
智恵「じゃあ、栄は?」
美緒「うぅーん...なんか違う...」
美玲「はい!オムライス出来たよ!」
紬の前にオムライスが置かれる。
紬「うわぁ!美味しそう!ありがとうございます!」
紬はスプーンを手に持つと、美味しそうにオムライスを食べ始めた。
紬「こんなに美味しいオムライス食べるの初めて!」
美玲「あら、そう!それは嬉しいわ!」
美玲さんは、また厨房に戻っていく。
智恵「で、話を戻すよ。じゃあ、稜くんは?」
美緒「あー...いいかもしれない...」
梨央「稜君は私のだからだめ!」
智恵「じゃあ、健吾しかいないじゃん」
美緒「健吾ねぇ...まぁ、頼りがいはなさそうだね」
智恵「あぁ、わかる!」
美緒「お姉ちゃんとかに頼ってそう」
梨央「ねぇ...何この記事?」
美緒「え、どれ?」
梨央が3人にスマホを見せる。その画面には、「最近話題の西森純介、実は親の七光りだった」という大きな見出しが映されていた。
智恵「なにこれ...冗談でしょ?」
そんなこんなで、女子会は続いていく。
***
彰「お兄ちゃん、もうすぐご飯だよ!」
純介「あぁ、うん。わかった。今行く」
俺は部屋を出る。そして、リビングに行った。
圭佑「今日のご飯は、オムライスだぞ」
純介「あぁ、そう。ありがとう」
俺は3人で食卓を囲む。秘書に彰を殺されてからだ。家族を大切にしようと思ったのは。
ーーー
オムライスを食べ終えた俺は、小休止にスマホを見る。
純介「なっ...」
スマホにこんな記事が表示された。「最近話題の西森純介、実は親の七光りだった」と。
純介「なんだよ...この記事!誰が書いたんだよ!」
俺は執筆者のマイページにアクセスする。その執筆者の記事は、先程見た記事しか無かった。
純介「なんだよ、この誹謗中傷はよ...」
俺は疑う。誰がこんな記事を書くのだろうか。もしかして、痣を見た栄なのか。
純介「あいつは、思わず言っちまうような奴だ...疑う価値はあるな...」




