第63話 己の話、汝の話
純介「俺たち8人はどう描けばいいんだ...俺の曲でどう描いたら...」
俺が伝えたい言葉。「仲間」「友情」「努力」。
純介「ジャンプの三原則みたいだなぁ...」
{でも俺は、この提案には賛成です。確かに俺は最近伸び悩んでるし、もしこの提案で返り咲けるなら返り咲きたい。それで、もう一度あの夢を叶えたい!}
{謝らないでよ...私、物を教えるのは下手なの...わかってるよ!語彙力もさぁ...あんまりないし...すぐに怒っちゃうし...私、自分が大嫌いなの...言葉にすることが苦手な自分が...自分だって苦手なことがあるのに、人の悪い所ばかり責め立ててしまう自分が大嫌いなの...私ね...誰かに認めて欲しかったの!このグループに入れば...もしかしたら、誰かが私のことを認めてくれるかも...そう、思ってたの!私、別に{私だけを見て}だとか、{私だけを愛し続けて}なんて、言わない!ただ、私っていう存在を概念を認めて欲しかったの...}
{道というものは自分を乗り越えて決まった覚悟が記される物のことだ!目の前に道はできない!自分で進んで来た軌跡が道というんだ!道標なんてない!だからって、歩くのをやめちまうのか?切り開け!その腕で、足で体で!}
{努力は報われない?誰も認めてくれない?そんな訳ない!私達は純介君の事を認めてる!私達のことを心配してくれて、ここに招集をかけたことも知ってる!だから、止まらないで!諦めないで!逃げ出さないで!純介君...いや、西森純介!}
今までみんなにかけてもらった言葉を思い出す。
純介「俺は...ダメダメだな...応援してもらってばっかりで...」
俺は作曲を始める。何日もかかる作業だ。レッスンは休む必要がある。
ー7月7日午前9時、練習場所ー
智恵「それじゃレッスン始めるけど…純介は?」
紬「そういえば来てないね…」
健吾「今日は休みだって、ラインに連絡入れてたよ」
梨央「そっか…じゃあ、今日は7人だね。それと、10日から歌の練習できるって!!」
美緒「私の姉が今日から休みらしくて」
稜「そっか!良かったな!!」
***
俺は作曲を続ける。
純介「とりあえず、歌詞の枠組みはできたぞ…次はリズムを作らないとな…」
後、数日はかかるだろうか。
ー7月10日午前9時、練習場所ー
智恵「今日、純介くるかな…」
美緒「もう4日も来てないわ」
紬「心配だね…うち、なんかしちゃったかな…」
栄「いや、つむのせいじゃない。俺が悪いんだ…」
梨央「…え?」
智恵「…なんかあったんだね、まぁ…聞かないでおくよ。…レッスン始めよ!!空気重いのはもう嫌だよ!!」
紬「そうだね!!元気だしていこ!!」
智恵「じゃあ今日も同じダンスね!今日は音楽に合わせて踊ってみよ!!」
練習場所にいた7人は踊る。
智恵「梨央、すごいね、またうまくなってるよ!」
梨央「え、ホント!?ありがとう〜!!美緒に色々教えてもらったんだ!!」
智恵「そっか、本当にありがとうね、美緒!」
美緒「いやいや、こんぐらい当たり前よ。私達友達じゃん?」




