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NJruler  作者: 花浅葱
3章 己の話、汝の話
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第60話 思いがけぬ暴露

 20時10分。俺は社長室に到着する。


 純介「社長!話をしよう!2人で、いや3人で!」

 社長「待っていたよ。純介君」

 純介「社長、あんたに聞きたいことがある」

 社長「そうかい。そんなことよりも、秘書を知らないかい?ずっと、純介君のことを呼んでいたのだが」

 純介「多分、今、秘書さんは俺の家にいます。電話をかけてここに呼んで下さい!」

 社長は秘書に電話する。


 ー数十分後ー


 秘書「ただいま戻りました」

 社長「3人で落ち着いて話をしようじゃないか。暴力なんて使わずに安全な話し合いで」

 秘書「それが出来れば...ですけどね」

 社長「純介君から、話は聞いたよ。純介君のことを殺そうとしていたんだってね」

 秘書「なっ...社長に言ったのか?」

 純介「あぁ、話したさ。秘書の行動は全部な」

 秘書は自分の拳を握りしめたが、怒りは抑えたようだ。

 社長「それで、純介君達8人にはグループが結成されるまで、近づかないで頂きたい。もちろん、間接的に近づくのも駄目だ」

 秘書「もし、近づいたら?」

 社長「お前を解雇処分し、社会的に抹殺する」

 秘書「お前に...そんな権利はないだろう?お前なんかにそんな権限なんかないだろう!そもそもお前は自分の利益の為に、こんなことをしていいと思っているのか!自分のために、純介君のことを傷つけて、ループさせて、それに純介君以外に───」

 社長「私はこの8人に関与することに関しては、全ての権限を与えられている!お前を解雇処分することも、殺すことも私の自由だ!それとも、お前に無限の苦しみを教えてやろうか?生き死にを繰り返すループを味あわせてやろうか?」

 秘書「クソ...お前ら...人じゃないよ...」

 社長「では、純介君達8人に近づいたら解雇処分ということで、宜しいね?」

 秘書「あぁ、それでいいさ。早くグループでも作りやがれ」

 社長「この部屋から出ていったら、誓約はきちんと守ってもらうよ」

 秘書「出てくさ。今すぐに。純介君!ループばかりで大変だよな!この社長の事は好きにならないほうがいいぞ!人間じゃない!こいつは、鬼だ」

 そう言いながら、秘書は社長室を出ていった。

 社長「さぁ、話し合いは終わりでいいかな?」

 純介「あぁ、すまなかったな。社長!」


 俺は家に帰る。テレビで健吾が事故にあって死んだとも言っていない。これで乗り越えた。


 ー7月9日 夜ー


 俺はSNSを見ていた。すると、こんな記事が目に入る。


 ー 池本栄がまた暴露?!あの有名作曲者西森純介の頭には大きな痣があった?! ー


 純介「なっ...あいつ...暴露しやがった?」

 俺は池本に電話をかける。

 栄「もしもし?純介、どうした?」

 純介「おい、どうして痣の事言ったんだよ!」

 栄「え、どうしてって...そんな隠す素振りも無かったし...」

 世間に痣の事が発表されてしまった。今までのファンがいなくなるかもしれない。


 俺は気付いた。栄にはしっかり伝えた方がいいのだ。少し反省させた方がいいのだ。


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