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NJruler  作者: 花浅葱
3章 己の話、汝の話
55/173

【Happy Birthday!!】西森純介誕生日記念小話in2022

おめでとう。

 今日は9月11日。純介以外の6人が紬に招集された。


 紬「ねぇ!もうすぐ純介君の誕生日でしょう?みんなでサプライズしようよ!」

 健吾「サプライズ?俺は別にいけど」

 梨央「何それ!楽しそう!」

 稜「サプライズか、何気にやったことないな!やってみるか!」

 智恵「純介くんの誕生日は15日よね?本当にもうすぐだけど大丈夫なの?」

 紬「私達なら出来るよ!どうせ、15日までみんな仕事ないでしょ?」

 美緒「あぁ...私と梨央は動画投稿をしないと行けないんだけど...」

 紬「あぁ、そっか...」

 梨央「大丈夫!編集をすぐに終わらせれば間に合うよ!」

 智恵「じゃあ、サプライズをする方針でいいのね。どういう感じにするのかな?」

 紬「うぅんと...ドーンってなって!パァーッてなって純介くんが笑顔になるやつ!」

 栄「あぁ!要するに、花火を打ち上げて純介を笑顔にするって事だろ?」

 紬「うぅん、全然違う!」

 栄「あれ?」


 美緒「純介君の誕生日を知らないフリをして、家に帰ったらサプライズ!みたいな感じでしょ?」

 紬「正解!」

 稜「オノマトペと全然一致してなくない?」

 智恵「それじゃ、場所とプレゼントは重要よね」

 紬「はーはっはっはっはー!つむは優秀だから純介くんのお父さんに家を使う許可は取ってあるのだ!」

 梨央「流石、紬!」

 稜「よくそこまで臨機応変に行動できたな」

 健吾「文字数的に減らしたんだろ。書く内容も特に無さそうだしな」

 智恵「メタ発言しないでよぉ...」

 栄「それじゃ、15日は純介をどこかに呼び出す必要があるな」

 稜「あぁ、そうだな」


 美緒「その役割は栄が適任じゃない?」

 栄「そ...そうか?」

 美緒「えぇ」

 梨央「私もそう思う!」

 美緒「栄は細かい作業とか料理とか苦手そうだしね!」

 梨央「それに、サプライズって言っちゃうかもよ?」

 栄「どれだけ、俺の信用無いんですかね?」

 智恵「じゃあ、純介の囮は栄に任せよう!料理できる人...いる?」

 梨央「料理ならやっぱり美緒でしょ!」

 美緒「え、私?」

 健吾「美緒、料理できるのか?」

 美緒「まぁ、うん。少しだけ...」

 梨央「少しだけじゃないよ!めちゃくちゃ凄いよ!この前だってカルパッチョ作ってたじゃん!」

 智恵「じゃあ料理は美緒に任せよう!」

 栄「料理なら稜も出来るぞ?」

 健吾「本当に?」

 梨央「栄の味覚はバグってるかもしれないしね!」

 栄「どれだけ、俺の信用無いんですかねぇ?!」

 美緒「私も、一人じゃ心配だから、稜君に手伝ってもらっていい?」

 稜「あぁ!任せとけ!」

 智恵「食事はじゃあ、美緒と稜に任せよう!私はどうしようかな?」

 紬「一緒に部屋の装飾品を作ろう!」

 智恵「わかった!いいよ!」

 健吾「残るは...俺と梨央か...」

 梨央「そうだね。役目...何かあるかな?」

 智恵「あぁ...なんだろう...役目ねぇ...」

 稜「じゃあ、パーティーで何するかとか考えてもらっていいか?」

 梨央「わかった!」

 智恵「じゃあ、15日にパーティーね!場所は純介くんの家で、パーティーの準備が終わるまでは栄に囮になってもらう!その間に、私達4人は準備をする!それでオッケー?」

 健吾「あぁ、オッケーだ!」

 梨央「プレゼント、忘れないでね!」

 栄「あぁ、わかってるよ!」

 紬「それじゃ、解散ね!」

 全員「はい!」

 そして、各々は準備を行った。そして、純介の誕生日当日。


 ーーー


 俺のスマホに一件の通知が来る。それは、栄からであった。

 栄「今日、一緒にどっか行かない?」

 純介「お、今日は俺の誕生日、みんなには言ってないけど栄は調べてくれてたんだぁ、嬉しいなぁ...」


 もちろん、俺は承認する。そして、待ち合わせ場所にまで向かった。

 栄「あ、純介!」

 純介「おう、栄!今日何の日か知ってる?」

 栄「当たり前だろ!誕生日だろ?最澄の!」

 純介「いつの時代だよ!もっといるだろ?身近に!」

 栄「冗談だって!マルコポーロだろ?」

 純介「身近ってそういう意味じゃねぇ!」

 栄「あぁ!アンジェラ・アキ?それともはたけカカシ?」

 純介「ウィキペディア見てんじゃぁねぇぜぇ!」

 栄「わかってるよ!純介、お前の誕生日だろ?」

 純介「やっと答えてくれたよ...」

 栄「あ!ひじきの日だ!」

 純介「せめて敬老の日にしない?」

 栄「でも、この作品おじいちゃんもおばあちゃんも出ないし」

 純介「そうだけどさ...」

 栄「で、こんな前座はどうでもいいんだ。早く買い物に行こうぜ!」

 純介「買い物って?」

 栄「そんなのも知らないのかい?全く、最近の若者は!」

 純介「そういう意味じゃねぇよ。買い物の意味を知らない訳じゃない」

 栄「英語で言うとショッピングだよ!」

 純介「だから、意味を知らない訳じゃない!何のためかだよ!」

 栄「何のためって、お前今日なんの日か知らないの?」

 純介「え、あ...敬老の───」


 栄「馬鹿か、お前の誕生日だよ」

 純介「ボケに乗ったんだから少しは優しくしてくれない?少し悪辣だよ?」

 栄「ハハッ!すまんすまん!お前にプレゼントを買ってやろうと思うんだ!何でも買ってやるぞ!でも、お菓子は300円以内だぞ!」

 純介「遠足かな?」

 栄「で、何が欲しい?同情か?愛情か?」

 純介「じゃあスニーカーとかどう?」

 栄「あぁ...スニーカーねぇ...それは嫌だなあ...」

 純介「なんでだよ!」

 栄「スニーカーは高いじゃん?」

 純介「じゃあ、安いものでいいよ...ネクタイは?」

 栄「ネクタイピンならいいよ!」

 純介「ネクタイを買ってくれ!ピンだけあっても居場所に困る!」

 栄「他で」

 純介「それなら、ハンカチはどうだ?」

 栄「パス」

 純介「値段的にも問題ないだろ。ハンカチも買えないのか?」

 栄「いや、買えるけど買えるけどよ...」

 純介「じゃあ、ハンカチでいいじゃんかよ!」

 栄「俺がハンカチを買ったら紬が泣くぞ?」

 純介「何その脅し!謎方向から脅してこないで!」

 栄「他で」

 純介「えぇ...ベルトとか?」

 栄「決定」

 純介「審査基準はどこなんだ。教えてくれ」

 栄「断る」


 俺たちはベルトを買いに行った。

 栄「ほら、好きなベルトを選んでいいぞ!」

 純介「誰も仮面ライダーのベルトは求めてねぇよ!」

 栄「ほら、喋るぞ!ほら!」

 純介「そういうおもちゃだからな!服屋に行くぞ!服屋に!」

 俺たちはベルトを買いに服屋に向かう。

 栄「じゃあ、好きなベルトを選んでくれ」

 純介「はいよ」


 ーーー


 美緒「稜君、そっちはどう?」

 稜「結構いい感じだぜ?そちらは?」



 美緒と稜は純介の家のキッチンを借りて料理をしている。

 美緒「とりあえず兄貴(プロシュート)は完成。カルパッチョに取り掛かってるよ」

 稜「了解。ジェラートとソルベは両方とも作り終わって冷やしてある」

 美緒「じゃあ、パスタを茹でないとね」

 稜「あぁ、最後の仕上げも重要だぜ?」

 美緒「わかってるよ!」

 梨央「そっちはどう?」

 稜「あ、役目が与えられなかった梨央だ」

 梨央「失礼な。パーティーで何するか考えてきたもん!」

 稜「何するの?」

 梨央「UNOとか?」

 稜「執筆するの大変だから結果だけまとめられるな。可哀想に」

 梨央「なぁ!そんな言い方しないでよぉ!」

 稜「でも、実際そうだからしょうがないね」

 梨央「ぐぬぬ...」


 ”ドッテーン”


 美緒「なっ...何の音?」

 紬「いてて...」

 智恵「紬!大丈夫!」

 紬「うん、大丈夫!つむは元気一杯!」

 智恵「あら、ならよかった」


 紬と智恵は天井に折り紙で作った輪っかを付けていた。その時に紬が台から落ちたのだ。

 健吾「ただいまー!」

 梨央「あ、おかえり!」

 健吾「頼まれてたもの、買ってきたよ!」

 健吾は袋から大量のクラッカーを取り出す。

 梨央「ありがとう!これで、しっかり上手くいくね!」

 健吾「あぁ!」


 ーーー


 純介「まぁ、いい買い物になったかなぁ。結局買ったのはベルトだけだけど」

 栄「悪かったな。マックでも奢るから」

 純介「あぁ、じゃあお言葉に甘えて」


 俺たちはマックに行く。

 栄「じゃあ、俺はビッグマックにしようかな」

 純介「俺は...てりやきチキンフィレオで!」

 栄「てりやきチキンフィレオ?何それ?」

 純介「え...知らないの?超美味しいよ?」

 栄「え、マジ?知らないんだけど」

 純介「一度でいいから食ってみな」

 栄「へぇ、次の機会に」

 純介「あ、これ一生食べないパターンだ」


 俺と栄はマックで少し遅めの昼食を食べた。

 純介「これ、食べ終えたらどうするの?」

 栄「あぁ...決めてない...」

 純介「じゃあ、解散?」


 栄「それは駄目だ。まだ、誕生日は始まったばっかりなんだから!」

 純介「今は午後2時だから誕生日の半分以上終わってるのよ」

 栄「まだ帰るのは違うでしょうよ」

 純介「あ、あぁ...そうなのか?」

 栄「うん。もしかして、人に誕生日祝ってもらうの初めて?」


 俺は恥ずかしくなり静かに頷いた。

 栄「マジ?初めてなの?ふぅん...面白いね...」

 栄はこちらを見ながらニヤニヤしている。

 純介「うるせぇな、いいだろ、別に」

 栄「はぁん...あれか、この18年毎年のように誰かに祝ってもらわないかなって、楽しみにしてたんでしょ?バレンタイン当日の男みたいにソワソワしてたんでしょ」

 純介「うるせぇ、いいだろ別に」

 栄「いやぁ、面白い話が聞けちゃったなぁ!うん」

 純介「栄はどうなんだよ。誕生日」

 栄「まぁ、アイドルだし?大賑わいよ。トラックひっくり返しちゃう」

 純介「いつのハロウィンですかねぇ?」

 栄「バレンタインももう大量よ。全部のチョコ溶かせば巨大チョコレート栄像が作れるくらいにはある」

 純介「うわぁ...いいなぁ...」

 栄「純介はどうよ?バレンタイン。犬の糞でも送られてくんの?」

 純介「そんないじめされねぇよ。しっかりとしたチョコだ」

 栄「カレールーじゃない?」

 純介「ホワイトチョコだ!」

 栄「シチュールーじゃない?」

 純介「ルーに拘るな!」

 俺と栄はそんなコントのような会話をしながらマックを食べた。そして、ショッピングモールを回る。


 純介「そろそろ帰るか」

 栄「あぁ...そうだな」

 純介「それじゃ、ここで解散でいい?」

 栄「えぇー!純介の家に行きたい!」

 純介「何いってんだ。親に迷惑だろ」

 栄「アイドルが家に来て迷惑も糞もあるか!」

 純介「理不尽だ...」

 栄「それともあれか?妹が取られるのが嫌なのか?なぁ、嫌なのか?」

 純介「はぁ」

 俺は小さくため息をついた。

 純介「しょうがないなぁ...父さんに確認してみるよ」

 栄「あぁ!そうしてくれ!」

 俺は父さんに電話をする。

 純介「もしもし、父さん?」

 父親「どうした?」

 純介「友達を家に連れてっていいか?」

 父親「あぁ、いいぞ。ちなみに、女か?」

 純介「まさかな」

 父親「そうか...まだ、ガールフレンドは出来ないのか。孫の顔が見たかった...」

 純介「諦めるの早くない?まだ孫どころか嫁すら見てないでしょ?」

 父親「父さん、純介が二次元の人を追いかけても怒らないからな」

 純介「やめてくれ!父さん!俺が追いかけているみたいになってる!」

 父親「はい、じゃあ友達がくるのね。わかりました」

 父さんは電話を切った。


 栄「オッケー?」

 純介「オッケー」


 俺と栄は俺の家に向かう。

 栄「いやぁ、楽しみだなぁ!純介の家!どんな家?大理石?」

 純介「どこの石油王だよ」

 栄「違うの?じゃあ...どんなタージ・マハル?」

 純介「俺の家は日本の東京だよ。インドのアーグラにはねぇよ」


 俺と栄は俺の家に到着する。

 栄「おぉ!普通の一軒家!」

 純介「悪かったな。タージ・マハルじゃなくて」

 栄「でも、あれだろ?地下室とかがあるんだろ?」

 純介「あぁ。地下は音を気にしなくていいからな」

 栄「あれ、本当にあった?」


 ”ガチャリ”


 俺は家のドアを開ける。

 純介「ただいまー!」

 栄「おじゃましまーす!」

 廊下の電気は消えていた。

 純介「あれ、おかしいな。誰もいない...」

 栄「夜逃げ?」

 純介「笑えないからやめろ。多分、違う。どうせ{サプラーイズ}ってやつ」

 栄「へぇ、そうなんだ...」

 栄の目が泳いでいる。嘘が下手な奴め。

 純介「栄、嘘が下手だな」

 栄「え?」

 俺はリビングの扉の前に到着する。これは、開けたらみんなが{サプラーイズ!}って言うやつだ。気付いてしまったが、可哀想なので驚いてやろう。


 ”ガチャ”


 純介「あれ、みんなは?」

 リビングの扉を開けても誰もいない。それに明かりがついて{サプラーイズ!}って言うのもない。天井には折り紙で作られた輪っかが連なる物のみがかかっている。

 純介「あれ?俺、変な妄想して喜んでた?」

 栄「どうした?」

 俺はリビングにあるテーブルを見る。すると、こんな手紙があった。


 ー 誕生日で悪いのですが、実家に帰ります。友達によろしく言ってください。ご飯は冷蔵庫にありますので、友達と一緒に食べてください。サプライズ、出来なくてごめんね。                                 お茶目な父親より ー


 純介「冷蔵庫に飯があるんだとよ」

 栄「まじ?どんなの?見たい!」

 純介「んな、凄いもんじゃない。豪華なものなんかないだろうよ」

 俺はそう言いながら、冷蔵庫を開ける。すると───


 健吾「サプラーイズ!!!」

 純介「うわぁぁぁ!」

 冷蔵庫の中から健吾が出てきた。その後、次々に───


 全員「サプラーイズ!!」


 ”パァァン”


 クラッカーが鳴り響く。

 紬「ねぇ、びっくりした?ねぇ、びっくりした?」

 純介「あぁ...ビビった。心臓止まったわ」

 栄「いやぁ、{サプライズ}とか言ったときはヒヤヒヤしたよ!」

 美緒「純介くんが勘付くのは想定内だったから!」

 健吾「寒かった...」

 純介「健吾、大丈夫か?」

 健吾「死ぬ...凍え死ぬ...」

 俺は健吾にタオルをかけてあげた。

 智恵「サプライズ成功だね!」

 梨央「やったー!」

 稜「それじゃ、料理を持ってくるか!」

 美緒「えぇ、そうしましょう!」

 純介「クソッ!やられた!」

 栄「ハハッ!残念だったな!」


 栄はソファの真ん中に座っていた。

 純介「栄は知ってたのか?」

 栄「もちろん。冷蔵庫に入ってるとは思わなかったけどね」

 美緒「はぁーい!みんな、ご飯だよぉ!」

 美緒達の手によってテーブルの上にイタリア料理が並べられる。ボロネーゼにプロシュート。カルパッチョにリゾット。

 純介「すげぇ...こんなに?」

 梨央「全部、美緒と稜君の手作りだよ!」

 稜「デザートにはソルベにジェラート・パンナコッタ!」

 純介「みんな...ありがとうな!」

 俺たちは8人で食卓を囲む。


 ***


 梨央「もうお腹いっぱい...」

 紬「もう動けない...」

 純介「あぁ!美味かった!ありがとうな!」

 健吾「次はお待ちかねのアレだな!」

 栄「おぉ、あれか?俺はもう終わってるけど...」

 紬「じゃあ、プレゼント譲渡会!!!拍手!!」


 ”パチパチパチ”


 純介「え、何?プレゼントあるの?」

 美緒「えぇ、用意したわよ」

 梨央「じゃあ、私達からでいい?」

 稜「あぁ、それでいいぞ!」

 美緒・梨央「「私達からのプレゼントはこれ!」」


 美緒と梨央は俺に袋を渡す。直方体のものが中に入っている。

 純介「これは?」

 梨央「開けてみて!」

 中にあったのは、靴の入っていた箱だ。

 純介「スニーカー?ありがとう!」

 稜「じゃあ、次は俺だな!ほらよ!」


 稜がくれた箱の中にはネクタイが入っていた。

 純介「あぁ!そういうことか!だからか!」

 栄「やっとわかったか」

 純介「と、すると紬がくれるものも解った気がする」

 紬「え、栄言ったの?」

 栄「言ってない。言ってないよ」

 紬「うーん、まぁ成功したしいっか!じゃあ、私だね。はい、これ!」

 紬がくれた袋の中にはハンカチと靴下が入っていた。

 紬「3ヶ月分のお小遣いはたいて買ったんだ!」

 純介「ありがとな。紬」

 紬「うん!」


 俺は紬の頭を撫でる。

 梨央「うわ、純介...セクハラ...」

 純介「感謝だ!セクハラとか言うな!」

 健吾「俺でいいか?はい、これ!」

 健吾がくれた袋の中にはサングラスと扇子が入っていた。


 純介「これはどういうセンスなんだ?」

 健吾「お、扇子だけに?」

 純介「違う!たまたまだ!」

 紬「扇子のセンスって...幼稚だぁ!」

 智恵「最後は私ね。はい、どうぞ」

 智恵がくれた袋の中にはシャツが入っていた。

 純介「うお、派手だな...似合うかな...」

 智恵「ちょうど、サングラス...あるでしょ?」

 純介「あ、本当だ!」

 栄「純介!今日貰ったもの全部来てみろよ!」

 純介「あぁ...わかった!って...待てよ?」

 シャツにサングラス・スニーカーと靴下・ハンカチ・ネクタイとついでの扇子。ベルトはあるが肝心のズボンが無い。


 純介「ズボンが!ズボンが足りない!サングラスかけて派手なシャツ来てるけどズボン穿いてないから超恥ずかしい!」

 栄「純介にピッタリだな!」

 純介「おい、どういう意味だ!」

 俺たちは笑いに包まれる。俺たちはその後、UNOして楽しく誕生日を過ごした。誕生日プレゼントとして、妹の彰がネクタイピンを買ってきてくれた。



 栄「一緒に買い物できて嬉しかったぜ!」

 智恵「メンバーの誕生日なんだし当たり前よ!」

 美緒「そうね。仲間なんだし祝い事は楽しまなくちゃ!」

 健吾「あぁ、そうだよな」

 稜「準備するこっちも楽しかったし!」

 梨央「えぇ、今日は最高の1日だった!」

 紬「ねぇ、私が企画作ったんだ!褒めて褒めて!」

 純介「みんな、サプライズパーティーありがとうな」

 俺は紬の頭を撫でながらお礼を言う。こんなに思い出に残った誕生日は生まれて初めてだ。


いい一年を。

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