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NJruler  作者: 花浅葱
3章 己の話、汝の話
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第50話 深夜の会談

 健吾が指摘した通り、会社自体が潰れて、グループの結成を無しにされてしまうだろう。


 純介「でも、会社側の非なら、俺たちは何ら問題はない。会社が無くなっても、個人個人で集まってグループを組めばいいだろう?」

 美緒「まぁ、そうだね...」

 健吾「じゃあ、これからはどうするんだ?」

 稜「早めにグループを作った方がいいよな?」

 栄「まぁ、そうだよな」

 純介「俺は早急に曲を作る。皆も分担して仕事を行うようにしよう!」

 健吾「専属のカメラマンに連絡入れておくよ!」

 美緒「私の姉は10日から、練習に来れるらしいわ!」

 梨央「私は...じゃあ!どこでMVの撮影をするか探しておくね!」

 紬「はーい!!私暇人なんだけど…なんか仕事ほしい!!」

 健吾「じゃあ、どの場面でどんな風に撮影するか考えてもらっていい?」

 紬「りょーかいっ!」

 栄「俺たちはどうする?」

 純介「服装を考えてくれるか!」

 稜「オッケー!」


 俺たちは役割分担を行った。作業している途中、俺は睡魔に襲われて───


 ***


 仮面の男「純介君!大分頑張っているようだね!」

 純介「なっ...お前は!」

 俺は夢のような空間にいた。

 仮面の男「大丈夫そうかい?妹が死んで大変だね?」

 純介「ループさせろよ!妹を助けてくれ!」

 仮面の男「別に君の妹が死ぬのとblue rulerが結成できない理由とは関係ないからなぁ?」

 純介「なっ...お前!それでも人間か?」

 ループが出来なくなった訳じゃない。妹は関係ないのだ。グループの結成に。だからループしなかった。

 仮面の男「あぁ、人間だよ?」

 純介「許されないよ!人間なら尚更!助けられる命をなんで助けないんだよ!」

 仮面の男「じゃあ、君は次のループで確実に妹を助けられるのか?」

 純介「あぁ!もちろんだ!」

 仮面の男「絶対だな?絶対なんだな?」

 純介「あぁ...だから、ループさせてくれ!」

 仮面の男「自分でなんとかしなよ!乗り越えないと!」

 純介「なん...だと?」

 仮面の男「ネタバレをすると、このループは結末まで見たほうがいいよ!そっちの方が、君にとって有益だ!もちろん、未来の君にね!」

 純介「お前は何者だ?」

 仮面の男「私かい?私は拙い───」

 俺はその瞬間夢から覚めた。仮面の男の答えは聞こえなかった。


 純介「んぁ...」

 梨央「やっと起きた!寝ないでよね!時間、無いんでしょ?」

 純介「今何時?」

 稜「午前6時20分だ!」


 俺は不意にスマホを見る。ニュースのトップに、俳優西森圭佑の娘、死去と書かれていた。


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