第43話 止まらない殺人衝動
栄「何の声だ?」
稜「言ってみようぜ!」
梨央「う、うん!そうだね!」
栄・稜・梨央の3人は叫び声のした方向に移動する。
***
グルグルグルグル。視界が回る。頭がキンキンと痛くなる。そして、少しの喪失感があり。
純介「メンバーにバレたらループなのか...」
俺はそのままレッスンに出る。このまま行くと、栄と稜が痣を見に来る。それを理由に栄と稜を殺そう。
ー7月6日18時37分、練習場所ー
栄「なぁ、純介?」
俺は栄に呼ばれたので栄のところへ移動する。
栄「お前その前髪邪魔じゃねぇのか?」
俺は栄に痣を見られる。
栄「なっ...痣?」
純介「あぁ、そうだよ...痣があるんだよ!俺にはな!」
俺は栄を一発殴る。殴りたい。殴りたい。もっと、みんなを殴りたい。
智恵「え、ちょ!栄?」
健吾「純介!痣を見られたのはともかく、殴る必要はないだろ?」
純介「うるさいなぁ、健吾!ここは俺が支配するんだよ!」
俺は健吾を1発殴る。
健吾「痛っ!こいつ、見境なしかよ!」
”ドンッ”
純介「なっ!お前!」
稜「栄を殴り飛ばすなんか...許さない!」
稜は俺に馬乗りになる。そして、俺の四肢を拘束する。
稜「純介、謝れ!栄に、健吾に!」
純介「謝るのは、お前の方だろ?お前だって殴ったんだから!それに、王道天才ルートなんて言ってくれたしよ!」
稜「なっ...王道天才ルート?そんなの、俺言ってねぇよ!」
純介「言ったんだよ!」
俺は、稜の拘束から抜け出して、稜を殴る。
純介「おら!おら!死ねよ!早く死ね!おら!おら!」
栄「純介!ごめんな!俺がそんなに痣を気にしているなんて知らなかったんだ!」
稜「栄!こんな奴に頭を下げ───」
栄「だから、殴るのは稜じゃなくて俺にしてくれ!」
純介「あぁ、そうさせて貰うよ!」
俺は頭を下げている栄の首を、手刀で床にまでぶつける。
栄「───ッ!」
そして、俺は栄の頭を何度も何度も踏みつける。
智恵「もう...やめてよ!もう、やめてよ!喧嘩しないでよ!ねぇ!」
智恵がそう叫ぶ。だが、そんな薄っぺらい内容など俺の耳には届かない。
健吾「純介!やめろって!」
稜「栄!大丈夫かよ!栄!栄!さか...えェ...」
***
グルグルグルグル。視界が回る。頭がキンキンと痛くなる。そして、少しの喪失感があり。




