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NJruler  作者: 花浅葱
3章 己の話、汝の話
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第42話 どうせループするなら・・・

 稜「大丈夫か?具合悪そうだぞ?」

 純介「え、あ、あぁ...」

 栄「俺も心配だな...大丈夫か?少し、休憩するか?」

 栄と稜は俺のことを気にかけてくれる。俺は2人を殴り殺してしまったと言うのに。

 純介「ごめんな...2人共...」

 俺のそんな呟きは2人には届かなかった。

 梨央「純介くん、大丈夫そう?私、心配だよ!」

 智恵「これは練習だから、無理しなくても大丈夫だよ?休む?」

 純介「そう...だな、少し休ませてくれ!」

 智恵「この練習場所には、救護室があるの!付いてきて連れて行ってあげる!」

 俺は智恵の後ろをついていく。


 {もう怒っているので、私は提案は飲みません!会社を辞めさせてもらいます!}


 {あんた、あれでしょ?親が凄いからって調子乗ってんでしょ?}


 {ダンスを教えてあげているのに、恩を仇で返すの?まぁいいよ。こんなことになるんだったらこの会社と契約切る方がマシ。練習はこれで終わり。みんな早く帰って!}


 今、思えば智恵のせいでループをしたことが何回もあった。智恵がもっと温厚な性格なら、紬を助けるだけでループは止まっただろう。なのに、智恵がいたから───


 智恵「───ッ!」


 ギリ。ギリギリ。俺は智恵の首を鷲掴みにする。唯、自分の握力を使って、全身全霊で智恵の首を絞めればいい。どうせループするなら、殺人なんて何度でもしていいはずだ。


 ───この位の対価は許されてもいいはずだ。


 智恵「っかは」

 智恵が俺の手を離そうとする。だが、その抵抗もままならない。


 智恵「───」

 智恵はそのまま何も語らなくなった。もう、死んだのだ。


 純介「ごめんな...智恵。俺、お前のこと嫌いなんだよ。もっと、温厚な性格だったならよかったのにね」


 俺の心には少し満足感があり。俺はみんなのいるところに戻る。

 健吾「あれ、純介!おかえり!大丈夫なのか?」

 美緒「それに、智恵は?」

 純介「俺はもう、大丈夫だ。智恵はお花を摘みに」

 稜「へぇ、トイレに行ってるのか」

 健吾「おい!折角純介が気を使ったのに、直に表しちゃ意味ないだろ」

 稜「あはは、そっか!」


 俺はこいつらと笑っていられる。結局、こいつらの命を握っているのは俺なのだ。

 友情や仲間意識なんてものはくだらない。俺はこいつらを支配する。

 俺に殺されないように、俺に謙遜して生きていれば良いのだ。


 ここでは、俺がルールだ。こいつらを冷酷に支配すればいい。

 純介「なぁ、このグループを考えたんだが、聞いてくれるか?」

 健吾「お、何々?気になる!」

 純介「名前は、{Blue ruler}!」

 稜「すげぇ、カッコいいじゃん!」

 美緒「名前の由来は?」

 純介「{俺が冷酷に、お前らを支配する}って意味で、Blue rulerだよ!」


 ”キャアアアアアアアアアアア”


 どこかで悲鳴が聞こえる。智恵の死体を放置していたからバレたのだろう。


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