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NJruler  作者: 花浅葱
1章 激動の1日
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第1話 誓約

こんにちは!花浅葱です。

こちらでも連載を始めました。

1話1000文字程です。気軽に読んでください。

しっかりエンドは決まってますので。

 6月30日。いや、7月1日だろうか。寝ていたからわからない。

 だが、夢の中で突如、謎の仮面をつけた人物が現れた。これが、夢かさえ不明だ。


 純介「お前は...誰だ?」

 仮面「内緒だよ...でも、あなたの所属する会社の社長の知り合い...とでも言おうか!」

 純介「あぁーはいはい。そうですか、そうですか」

 仮面「信用してないですよね?」

 純介「胡散臭い仮面被って、信用も信頼も無いですよ。それに、最近曲、書いてないんで社長と話すことも無いと思うんですけど...」

 仮面「いや、あるんだよ!君にね!」

 純介「そうですかー。小耳に挟んであげますよ。で、用件は?」

 仮面「君たちにグループを作ってMVを世に出して欲しい!グループ名は{Blue ruler}だ!意味ももちろんある。{青春を支配する者たち}って意味だ!カッコいいだろう?」

 純介「青春はもう終わりました...俺はもう17ですよ?」

 仮面「そうだな...でも、青春って言うのは何も中学・高校生時代のことだけとは思わない!それこそ、私の青春は大学時代に来たさ!」

 純介「結局、学生時代じゃないですか...」

 仮面「そうだな...まぁ、いい!どうせ純介君も音楽大学に行くんだろう?」

 純介「まぁ...そうですけど...」

 仮面「なら、いいじゃないか!青春だよ!青春!」

 純介「はぁ...」

 仮面「それで話を戻すよ!君には必ず{Blue ruler}を成功させて欲しいんだ!条件はたったの2つで簡単さ!」

 仮面をつけた人物は次の条件を突きつけた。


 1つ目 8月になる前にMVを作ること

 2つ目 8人のメンバーの一人も欠けないこと


 この2つだ。8月までにMVか。残り1か月しかない。間に合うだろうか。

 純介「曲作りに...そもそも1週間はかかりますよ?」

 仮面「だから、この2つの条件...いや、条件はダサいな!{誓約}とでも呼ぼう!誓約の2つ目を守れなければ純介くん、君は誓約が破られる原因が起こる1時間前に戻る!例えばだ!8月3日の11時に原因が起こり、8月4日の13時にメンバーAがグループを抜けたとしよう!そしたら、君は8月3日の10時に戻る!意味はわかったか?」


 純介「俺が提案を...拒否したら?」

 仮面「容認するまでループする...よ?」

 純介「はぁ...わかりました...やりますよ...」

 仮面「そうかい!そうかい!それはよかった!では、頼んだよ!純介君!」

 その瞬間、俺は夢から覚めた。


 純介「あぁ...今のは...何だったんだ?」

 俺はベッドから出てスマホを見る。メールが1件来ていた。


 ー 今日の午後3時に本社の面会室に来てください。グループを組んでもらいます。 ー


 メールには、そう記述されていた。

 純介「今のは...正夢?なの...か?」

 俺は次第に寒気がしてくる。なんで、夢に出てきたんだろうか。

 純介「誓約を守らなければ...俺は...{やり直し}させられる?ふっ...まさかな...」

 そもそも論理的に有り得ない。時を戻す方法なんてないだろう。「やり直し」の概要としてはリゼロの「死に戻り」と同じだろうか。ジョジョの「bite the dust」かもしれない。

 まぁ、内容的には失敗して戻るから「死に戻り」が正しいだろう。

 純介「有り得ないな...面会室...行かないよ...」


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