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NJruler  作者: 花浅葱
2章 ダンス・ダンス・ダンス
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第13話 7月2日

 そして、7月1日が幕を閉じる。これも、寝た後に起こった。昨日と同じだ。


 仮面の男「どうでしたか?1日乗り越えてみて?」

 純介「お前...何がしたいんだよ?」

 仮面の男「1日乗り越えてみて、どうでしたか?」

 純介「ったく...話は聞かないのか...」

 俺はため息をつく。

 純介「ループばっかりで大変だったよ!」

 仮面の男「そうですよね!大変ですよね!後30日。頑張ってくださ〜い!」

 俺は目が覚める。


 純介「ったく...気持ちの悪い夢だな...」

 もう寝ようにも眠れなかったので、軽くストレッチを行う。

 純介「今日から、10日まで基礎練習かぁ...音楽...思いつかないなぁ...」

 そんなことを言いながら、身支度をする。時間は6時40分ほどだ。

 純介「えっと...智恵の送ってくれた地図だとここから...1時間20分か...」

 1時間20分。ループする時は必ずしも家にいないかもしれない。

 純介「家にいて、練習場所でなにか起こっても間に合わないのかよ...」

 俺はスマホのLINEを眺める。頼りになるのはやはりLINEと電話だろう。

 純介「はぁ...今日は何回ループするんだろうか...」


 ー午前9時、練習場所ー


 智恵「全員揃ったかな?じゃあ始めますか。えっと、練習のプランというか、考えてきたんだけど。まずは軽く20秒くらいのダンスを踊ってみる。2、3日で完璧に踊れるようになりたいな」

 健吾「なるほど、じゃあとりあえずやってみるか、智恵、どういう感じでやればいい?」

 智恵「隣の人と当たらないくらい広がってやればいいよ〜」

 梨央「了解です!」

 智恵「それじゃ、まず基本的なストレッチとダンスの振り付けまで教えちゃうね〜」

 全員「はい!!」


 ー1時間後ー


 ダンスの振り付けを覚えたが、関門がいくつかある。音楽を作るのは得意だし、音楽を聴くのは好きだが、そこに踊りがついて、踊ることになると途端に苦手になる。

 智恵「ダンスの振り付けはこんな感じだね。それじゃあ一回拍に合わせて踊ってみようか。いくよ!」

 智恵が手を叩く。1拍。2拍。3拍。4拍。5,6,7,8拍。

 智恵「ちょっと!!そこできてない!こうじゃなくてこう!!」

 純介「えっと...待って?こ、こう?」

 智恵「違うよ!こうだって!」

 智恵は目の前で教えてくれるが、俺にはあまりその違いがわからない。

 純介「えっと...どこが違うの?」

 智恵「どこがって、全体的に違うじゃないの!」

 純介「え?全体的にって...」

 わからない。どこが違うのかわからない。自分自身ダンスが苦手なことは把握している。

 智恵「腕をもっと上げて!」

 純介「え、あ、こう?」

 智恵「なんで反対側の腕を上げるの?右腕の方だって!」

 純介「え、あ、ごめん!」

 智恵「はぁ...もう1回やってみるよ!」


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