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NJruler  作者: 花浅葱
4章 その愛を裏切りと呼ぶのなら
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第115話 グッドニュースとバッドニュース

 美緒「私が来なくて健吾が悲しんでるって...どういうこと?」

 純介「そのまんまだよ。健吾が、自分のせいで美緒と美玲さんが喧嘩しちゃったって言ってまた病んでる」


 俺は嘘をついた。だけど、これが最適解だ。

 美緒「嘘...そんな...私...」

 純介「だから、レッスンに来てくれないか?健吾の為にも。俺だって、健吾のことが心配なんだ。でも、健吾を救えるのは、美緒だけだ...」

 美緒「わかった...ごめん。私、自分のことだけ考えてたみたい...健吾のことを助けたつもりが、余計に苦しめてたんだね...明日、レッスンに出ることにする」

 純介「智恵も、美緒と梨央が来ないこと、心配してたしよ、美玲さんと仲直り...しない?」

 美緒「そうだね、そうするよ。皆の為にも仲直りしないとね」

 そう言うと、電話が切られる。ループは起こらない。成功だ。


 ***


 薄暗い部屋、健吾は母親から1枚の紙切れを渡される。

 健吾「嘘...嘘だろ?そんな...嘘だ!嘘だ!嘘だ!」


 ***


 7月22日。明日は、撮影の本番だ。俺達は、今日も練習場所に行く。

 美緒「みんな...おはよう...」

 紬「あ、美緒だ!来てくれたの?」

 梨央「私もいるよぉ!」

 稜「おぉ!2人共来てくれたのか!心配してたぞ!」

 美緒「それで...健吾と智恵は?」

 智恵「私はいるけど...健吾は今日、遅れてくるらしい...」


 美緒「あぁ...そうなんだ...ねぇ、智恵。ごめんね?」

 智恵「え、どうして?」

 美緒「私、智恵のことビンタしちゃったでしょ?だから、謝らないといけなかったのに、謝らなくてごめんね」

 智恵「大丈夫、全然怒ってないから」

 美緒「そっか。ごめんね...じゃなくて、ありがとうかな?」

 智恵「そうだね、ありがとう!」

 美緒と智恵は仲直りをする。


 ー午前11時、練習場所ー


 美玲「はぁ〜い、みんなこんにちはぁ〜今日も歌の練習をするわよぉ〜って、美緒!」

 美緒「あ...お姉ちゃん...」

 美玲「美緒、ごめんなさいね!私、妹だからってあなたに言いすぎちゃったわ!」

 美緒「お姉ちゃん...私もごめん!私もお姉ちゃんに言いすぎちゃった!」

 栄「これで、仲直りだな!」

 梨央「うん!よかった!心配してたんだよ!」


 ー午後3時、練習場所ー


 健吾「ごめん、遅れた!」

 稜「あ、健吾だ!よう!」


 健吾「よう!それで、グッドニュースとバッドニュースがある。どっちから聞きたい?」

 智恵「じゃあ...グッドニュースから」



 健吾「紅美と、仲直りできたよ」

 栄「おぉ!よかったじゃん!それで、バッドニュースってのは?」






 健吾「紅美が...死んだ」


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