第100話 衣服交換作戦
100話まで続きました!
これは、皆様読者様のおかげです!
本当にありがとうございます!
***
時刻は、美緒と梨央が練習場所を出ていった時に戻る。もっとも、ループしたわけではない。純介がした、続きの話をするのだ。
純介「一つだけだが、作戦はある」
稜「教えてくれ!その作戦ってやつを!」
純介「それはだな...紬と俺の服を別の人に着てもらうって作戦だ」
健吾「えっと、つまり...衣服の交換ってこと?」
純介「あぁ、そういうことだ。紬の代わりは、ここに女子は美玲さんを除いて、智恵しかいないから智恵に任せるがいいか?」
智恵「えぇ、いいわよ。紬の為ならどんな大役だって買うわ!」
純介「それで、俺の代わりは栄に頼めるか?」
栄「え、俺?」
純介「あぁ、お前だ」
栄「なんで?身長的には俺より稜のほうが近くない?」
純介に比べて、栄も稜も高身長だ。だが、栄より稜の方が純介の背に似ている。
純介「これは、栄に頼みたいんだ」
栄「あ、これは{信頼}ってやつ?」
純介「あぁ、{信頼}ってやつだ」
栄「いえーい!」
俺と栄はグータッチをする。こんなことをしている時間ではない。
智恵「服を交換したらどうするの?」
純介「栄と智恵がまず囮として先に帰ってくれ。そしたらきっと、オタク共は2人を追うはずだ。だから、そこを稜と健吾に守られつつ俺と紬は帰っていく。ていう作戦だ」
智恵「よく考えたわね」
紬「流石、純介!」
純介「まぁ、誰でも思いつくよ」
栄「じゃあ、早速服を交換する?」
智恵「えぇ、そうしましょう」
俺達は各々服を交換する。下着は交換してない。まぁ、見えないしね。
栄「俺らは別に服の大きさは変わらないな」
純介「あぁ、そうだな」
智恵「私も大丈夫よ」
紬「うーん、ちょっと大きい」
紬は15歳で、智恵は18歳だ。少し大きくても仕方がない。美玲さんの服はもっとダボダボだったはずだ。
美玲「あら、紬ちゃん。可愛いわねぇ。ちょっと、大人らしくなったかしら?」
紬「そうですか?ありがとうございます!」
純介「作戦は、日が沈んでから。いいな?」
全員「「「「「えぇ!」」」」」
ー午後7時ー
智恵「こうして見ると、緊張するわね」
栄「あぁ、そうだな」
智恵と栄は手を繋ぎながら歩く。栄は純介に、智恵を「どこから攻撃されても守れるように」と言われたのだ。
痩せ細った男「変な男がぁ!お前のせいでつむ様は汚され───」
と、いう顛末で純介考案「衣服交換作戦」は実施され、オタクを騙すことに成功したのだ。




