表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
NJruler  作者: 花浅葱
4章 その愛を裏切りと呼ぶのなら
102/173

第98話 愛と綻び

 稜「美緒に同感。折角仲良くなったんだし、ずっと仲良くしてたいよ」

 健吾「みんな...ありがとう...」

 健吾は俺の腕の中で泣く。

 健吾「俺、愛が重いからさぁ...紅美にも別れようって言われたんだよ...俺は紅美が好きなのに...紅美は俺のことが好きじゃないんだよ...そう、考えるとさ...辛いんだよ。だから、好きじゃないなんて嘘をついちまったんだよ...ごめんよぉ...ごめんよぉ...紅美ェ...」

 俺は健吾の背中を優しく撫でる。

 智恵「大丈夫!どんなに重い愛でも、7人いるから!どんな愛だって貰ってあげるわ!それに、私だって愛は重いと...思ってるしね?」

 栄「楽しさは8倍。悲しさは1/8でやつだろ?」

 健吾「みんな...ありがとう...ありがとう...ありがとう!俺...弱いからさ...みんなに縋っちゃけどさ...助けてくれる?」

 純介「当たり前だ!俺らは仲間だろ?支え合って当然だ!助け合って当然さ!俺達1人1人は弱いかもしれないけど、8人合わされば最強だぜ?」

 健吾「そうだね...ありがとう!」


 そして、午後3時40分。美玲さんが到着する。

 美玲「みんなぁ、こんにちはぁ〜!」

 智恵「あ、美玲さん。こんにちは」

 美緒「あ、お姉ちゃんやっと来た!」

 美玲「ごめんなさいね、仕事でどうしても遅くなっちゃってぇ〜」

 美玲さんは、その長い髪をたくし上げる。


 美玲「あ、今日は健吾君来てるのねぇ!てことは、彼女さんとはよりを戻せたのかしら?」

 健吾「───ッ!」

 やはり、美玲さんは地雷を踏む。その綻びが、健吾を傷つけた。

 智恵「ちょ、」

 美緒「ちょっとお姉ちゃん!健吾にそんな事聞くのやめてあげてよ!」


 真っ先に反応したのは、健吾ではなく美緒だった。

 美玲「でも、見た感じ元気そうだし...」

 美緒「健吾は、彼女さんに振られたの!煽るようなこと言わないでよ!」

 美玲「そんなの...言われてないものぉ〜、気付かないわよぉ〜!」

 美玲さんは、美緒の肩を押す。すると、美緒は後ろによろけて転んでしまった。

 梨央「美緒?大丈夫?」

 美緒「お姉ちゃん...暴力振るったでしょ!」


 智恵「ちょっと、やめてよ喧嘩なんか...」


 ”パシンッ”


 智恵が2人の間に入り、仲介しようとすると智恵は、美緒に頬を叩かれた。

 智恵「え...」

 美緒「智恵には関係ないでしょ!これは、私達姉妹の喧嘩なの!」

 智恵「でも...喧嘩は...」

 美緒「何?智恵はお姉ちゃんの味方をするの?同じグループなのに?」

 智恵「いや...違...」

 美緒「会話がこじれるから入ってこないでよ!」

 智恵「ご...ごめん...」


 美緒「で、なんで暴力振るったの?」

 美玲「そんな人聞き悪い言い方しないでよぉ〜、いつもと変わらないじゃなーい」

 美緒「でも、暴力は暴力だよ!いつもお姉ちゃんは私に暴力を振るうんだから!」


健吾の励ましと、美緒・美玲の喧嘩は長いから、ここにはもう戻ってこないことにしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ