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幼女のようじょ  作者: えあのの
第二章 冒険のはじまり
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19日目「森の小さなテント」


 「ねえ、そういえばここら辺には魔物とかっているの?」


 みよはふと呟いた。


 「みよは知らないのね! 魔物って言うのはずーっと昔にいたみたいなんだけど1000年くらい前に滅んじゃったらしいわ」


 「そうなんだ? じゃあ案外道中は危なくないのかもね?」


 みよは確認するようにシエルに尋ねる。


 「いや、一番恐ろしいのは魔物なんかじゃなくて人間なの。山賊やら、戦争の名残の地雷とか場所によっては大変なのよ......もっとも私達妖精は空を飛ぶし、見えないからなにも危なくないのだけど」


 神妙な顔でシエルは語る。


 「って貴方達なんでそんな楽しそうに横並びで手を繋いであるいてるのよ! 話聞いてた?」


 草原の一本道を3人は楽しそうに歩いている。


 「だって、手を繋いでた方がはぐれないし、ずっと暗い気持ちで旅をしていたらやってられないじゃない?」


 マリーがそういうと、他の2人もそうだそうだと頷いている。


 「私が探知してるから大丈夫なだけなんだからね! あーもう私も一緒に手を繋ぎなさい!そしたら許してあげるわ!」


 「みいの頭に乗るのです!」


 「まったく、妖精をなんだと思ってるのかしら」


 シエルは満更でもなさそうだ。


 そうして4人は森へと差し掛かる。


 【この森通るな】


 何やら看板が立っている。


 「なんか、すっごく新しい看板が立ってるけど、どうする?」


 みよがそういうとシエルは、


 「森はたしかに危ないのだけれど、この森が立ち入り禁止になったなんていうのは聞いてないわね」


 「まわりみちするには遠すぎるみたい......、どうしたらいいの?」


 マリーがそう呟くと、キョロキョロしていたみいは何かを見つけたみたいだ


 「よく見てると足跡があるのです! それにさっきまでここにいた痕跡もあります!」



 よくみると、看板がから小さな足跡が森の中の方へと続いている。


 「うーん、人の気配はするけど、危ない感じがしないのよね、貴方達、行ってみたい?」


 シエルは3人にそう尋ねる。


 「「「うん!」」」


 「元気がよろしい......わかった。じゃあ行ってみましょう。そのかわり危なくなったらすぐに私を呼ぶのよ」


 みよ達はまだ新しい足跡を消さないようにゆっくりと進む。


 15分くらい歩いただろうか、遠くの方に小さなテントとキャンプファイヤーが見えてきた。

  

 「なんだろうあれ......誰か泊まってるのかな」


 みよが首を傾げていると、


 「貴方達! ここで何をしているんですか!」


 後ろから大きな声で呼び止められた。

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