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幼女のようじょ  作者: えあのの
プロローグ
1/39

三好珠代という少女


 三好珠代(みよしみよ)、13歳。


 私は10年ほど前に事故で両親を亡くしている。しばらくはおじいさんの家で預かってもらっていた。この10年間、パパとママを思い出さない日は一度もなかった。


 毎晩泣いていた。塞ぎ込んで、引きこもってもう死んじゃいたいって思っていた。


 でも、ある日郵便が届いてから私は変わった。


 開けると幸せになれる箱。


 届いたダンボールにはただそう書いてあった。


 明らかに怪しかった。開けたら受け取ったから請求! みたいな詐欺とかでもおかしくなかった。宗教勧誘かもしれない。それでも、この10年友達も作らず引きこもっていた私は、信じてみたくなった。


(この箱を開ければしあわせになれる.....)


 なぜかそんな気がしたのだ。


 そして私は期待を胸に箱を開けた。


 すると、白い光が私を包み込み、私は箱の中に吸い込まれていった。


ーー気がつくとそこは孤児院だった。


「ここは.....外国?」


 ふと空を見上げると月が2つあった。


「んんんんんん?? どういうこと?!」


 そう、私は大変なことに巻き込まれてしまったみたいだ。


「これって、異世界?!」


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