才能のせいにしないでくれ。(エッセイ小説)
掲載日:2020/01/07
私の、とある友人がこんなことを言っていたことを私は未だに覚えている。
「才能がないから絵なんて描けない」という言葉。
私はこれを聞いた途端、これはおかしいのではないだろうかと考えた。
才能。それは私の考えでは、『天賦の才』だと思っている。
才能は生まれ持って出るものである。称賛としての『才能』。ふとした時に出る、小さな『才能』。確かにそれらは才能なのだろう。でも、私が思う才能とは全く違うのだ。
絵心がない。それなら分かるのだ。
例えばの話をしよう。
天賦の才を持った人間を『100』だとしよう。
そして、努力を持って、才能との差を埋めようとした人間を『99』だとしよう。
言い方は悪いが、私やその他大勢のような平凡な人間はどれだけ努力をしても、『99』までしか行かないのだ。
100と99.その『1の差』はあまりにも大きいもので。
才能を持つもの、努力を絶え間なく行えるものとの絶対追い抜けない差なのだと私は思う。
努力をしていれば、才に追いつけなくとも、それに近しいものが手に入ると私は思うのだ。
だから、「才能がないから」なんていうのを理由で諦めないでほしい。




