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東方凄盗伝  作者: 《天津ノ照明神》
序章 雪月花天都
3/8

二話 天都と霊夢と侵略と

書いたのが消えました。


粉☆バナナ


これは運営が僕を陥れるためのバナナ☆


ッダロガケカスゥーーー

紫のスキマに入ると中は、ギョロギョロと(せわ)しなく目玉が蠢いている。


………流石の俺もこれはセンスが悪いと思う。


と、無駄な事を考えていると、結界を越える気配がする。


「博麗大結界を越えましたわ。ここに出口のスキマを作るので、そこから幻想入りしてくださいな」


「分かった。」


幻想郷に繋がっているスキマをくぐる。






 ̄_ ̄_ ̄_ ̄






空気が変わったのがよくわかる。


そして、感じたことを一言で表すなら


「凄いな」


この一言である。


神秘がそこかしこに散らばっており、目の前の神社からは、天月の住民ほどではないが、そこそこの霊力を感じる。


「これは………思ってた以上だな」


「ふふっ。そりゃあ私が頑張って作った世界ですもの。天都の想定を上回らないと私の面目が立ちませんわ」


「俺の想定を上回らないと潰れる面目も気になるが、本当にここは素晴らしいな。」


これは皮肉でもなんでもなく、本心からの言葉である。あまり、口が巧いわけではないので素晴らしいと言う安直な言葉しか出てこない。しかし、なかなかどうして……………


それに、なんといっても………紫並みの大きい妖力が点在している。


この幻想郷の全てが、俺にぶつかってこようと負けるビジョンがまっっっっったく見えないが、少し鍛えれば全員で傷くらいはつけられるように成長するかもしれない。


つくづく、幻想郷が楽しみだ。


「天都。そろそろ良いかしら?」


紫の癖に空気読んでたのか。


「なんか失礼なことを考えられてる気がしたけど、気にしないことにするわ。……ここに来たからには避けては通れない道である、博麗神社に行くわね。…とは言ってもこの神社たけどね」


と、紫は目の前の神社に目を写す。


「なんか煩いと思ったら紫じゃない。今度は男の人つれてきて何のよう?」


そして、神社の奥から気怠そうな声とともに、脇が開いた独特な巫女服を着た少女が出てくる。


「あら、霊夢。私の事を厄介事の元凶のように言わないでくださる?」


「はぁ…事実でしょうに……で?そこの異様な雰囲気の貴方は?」



「俺か?俺は、幻想郷を侵略しに来た化け物だ。」


その言葉と共に、霊力を1割解放する。

霊力を解放することにより、動体視力が大幅に強化される。


そして、大きな霊力弾が迫ってくる。


その霊力弾を危なげなくかわし、空間を歪め別世界から石の仮面を盗り、装着する。


石の仮面を装着することにより、体内に循環していた霊力が妖力に変わる。


無事に吸血鬼になれたのだろう。


因みに、空間を歪め太陽光は当たらないようにしてある。


「はぁ!?いきなり吸血鬼になるって…どう言うことよ!」


巫女…霊夢は、この仮面の効果に心底驚かされたといった風に叫ぶ。


「俺は、空間を弄ぶことが出来るから別世界の道具を盗んだり出来るんだよ。驚いたか?」


「普通驚くわよ!」


と、意味の無い問答をしている間も、お互い弾幕による牽制を続けている。


実際は、1割しか力を使っていないのだが霊夢が気づくことは無い。


「あんた、本当に無駄に強いわね。はぁ…やめやめ。こんな茶番劇付き合ってらんないわよ」


「おや、気づいていたのか」


ハッハッハ。俺が幻想郷を侵略するとか適当な嘘をついて弾幕ごっこやってみたいなぁ…大作戦が破られてしまったようだ。


「そもそも、あんた隠す気も無かったでしょ。」


「そこまで唯の人間に見破られるとは俺も落ちたなぁ…」


「煩いわね。私は唯の人間なんかじゃないわ」


と、霊夢が講義の意を示す。だが、軽くスルーする。…ダジャレじゃないぞ?本当だぞ?


「ふふっ。どうかしら?天都。霊夢は強いでしょう?」


「あぁ。人間なのに、天月の有象無象レベルと言ったところだな。」


「天月ってのがどこかは分からないけど有象無象って言われるのは気に入らないわね」


「天月の有象無象はこの世界の最強レベルなのよ?ランク外じゃないだけ喜びなさいな」


「なんとも複雑な心境ね……って、有象無象が最強ってどんな魔境よ」


「異論なし」


「俺としては、周りが弱すぎるだけなんだよなぁ…」


と言う、俺の言葉を二人に聞かれ本物の化け物を見る目を向けてきたり、呆れを含んだ溜め息をつかれるはめになる。


解せぬ

滅茶苦茶、更新早いジャマイカ?


安心したまえ。今回だけだ。


誤字報告、感想、アドバイス等ヨロスクです

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