童話、ドラゴンと幼い守り人
だいぶ時間が経ちました。更新しなくてすいません。新章入ります。
昔々、12体のドラゴンが居ました。
ドラゴンには守り人が居ました。
ドラゴン達を守るためだけに、
生まれてきた、守り人が12人。
あるドラゴンは、自分の力を強くするために、
守り人を食べてしまいました。
守り人を食べたドラゴンは、
人間の姿と感情を手に入れました。
その事を知った、守り人達は、
次々と村に帰り、見つからぬように、
隠れて、ずっと暮らすことにしました。
ですが一人だけ、
逃げずに、ドラゴンと暮らしたものがいました。
それは、12の少女でした。
少女は幼い頃から、
ドラゴンと過ごしてきたので、
怖くなどありませんでした。
次第に、人を食らったドラゴンに、
少女は会いに行くようになりました。
そして、少女とドラゴンは恋に落ち、
少女は、守り人を辞めると、
守ってきたドラゴンに言いました。
すると、そのドラゴンは笑顔で、「幸せに。」
そう言って、去っていきました。
少女は、いつまでも、
人を食らったドラゴンと言わせるわけもなく、
彼の名前を考えました。
幾日も幾日も、そして、思い付きました。
水の神であるから、「水」にしようと。
そして、少女と水の神のスイは、
今も、どこかで暮らし続けていると。
ドラゴンがいる村や町、国などには、そんな話があった。
今は誰も信じては、いないけれど。
「ねぇー、まだ着かないのー?疲れたー。」
紗菜がそう言って、地べたに座り込む。
「そんな子供みたいなこと言わないで、さっさと行くぞ。」
優真はそう言うと、紗菜の頭をペチンと叩き、
どんどん先に進んでいく。
「痛っ、優真のバカ。叩かなくてもいいじゃん。」
小声で紗菜はそう言った。
「もう少しで、村につくから、頑張ろう?」
リンはそう言って、紗菜に手を伸ばす。
「あれっ?リンくん背、大きくなったよね?ね?」
紗菜はリンの手をとり、立ち上がるとそう言った。
「あっ、あぁ、うん。5センチぐらい伸びたかな?」
リンは、顔を少し傾けて笑顔で紗菜に言った。
紗菜は歩き出すと、笑顔でリンにこう言った。
「リンくん、早く大きくなるといいね!背。」
「うん」
リンは返事すると、
赤くなった顔を隠すように、フードを深く被る。
その時、優真達は視線を感じていた。(紗菜、ミヤ&マヤ以外)
「ソラ、誰か来るよ。」
目の青い青年が、少女にそう言うと、
「水は、私が守る。」
少女はそう言って、服に隠している、ナイフを出す。
ビチャッ
優真が、大きな水溜まりをわたると皆にこう言った。
「おいっ、着いたぞ。湖の村に。」
どうでしたか?更新しなくてすいません。本当に、すいません。