蛇!?白蛇の登場。
また新キャラ出てきます。
今度は、蛇です。
「ホントにこんな所にいるの?ドラゴンって、」
沙菜はミヤとマヤにそう聞きました。
そう聞かれると
「あぁ、この泥沼の先にいるはずなのだ。」
ミヤはそう答えました。
遡ること5日前、
「紫沼の先に水属性のドラゴン、
ウォーターがいるはず、だよ。」「なのだ。」
とミヤとマヤに言われてた沙菜達は、
まじないの町を出て、
紫沼があるという田舎にある村、
湖の村へ向かった。
「ねぇ?いつまで、歩くのー?」
疲れた様子で沙菜はそう言う。
「こんなんでへばってたら何処にも行けないぞ。」
優真はそう言った。
沙菜はそう言われると、
ぶすーっとした顔になった。
「分かった。じゃあ、ランに乗せてもらえ。」
優真は、呆れている様子でそう言った。
「えっ何?」
沙菜がビックリしていると
ランが小さな声で何か言った。
その直後、後ろから枝が折れる音が、
バキッ
すぐにミヤが振り向く
「あれは、何なのだー!?」
前を向いているマヤをミヤは揺らす。
マヤも、後ろを見てみるが、
「何だろう、ね。」
あまり驚いていない様子でそう言った。
沙菜が振り替えるとそこには大きな白蛇がいた。
「へっ蛇ー?」
驚いた沙菜は、後ずさりをする。
何かの拍子で滑りそうになったその時、
白蛇が沙菜に巻き付いた。
そしていきなり、白蛇の周りが白い煙で覆われた。
「もぅー、危ないなぁー。だから嫌なんだよ。人間は」
誰か、分からない少年の声がする。
「誰の声?」
そう言って、沙菜は辺りを見回す。
「白蛇だ。お前にさっき巻き付いたな。」
煙を手で、はらいながら、優真はそう言う。
「えっ?意味わかんない。」
困惑した沙菜は、そう言った。
「さっき…巻き付いた、蛇がいた…よね?」
リンがそう言うと沙菜は、
「うん。あの蛇だよね?」
と言った。
「そう…あの蛇は…人間に化けられるん…だよ。」
りんは、沙菜にそう説明した。
「えっ?はいっ?」
頭が真っ白になったような風に沙菜はそう言った。
「じゃあ、さっきの蛇が、誰かわかんない声の人?」
少し理解した様子で沙菜はそう言うと
「うん。まぁ、そうゆうこと…だね。」
リンは、沙菜の方を見てニコッと笑うとそう言った。
そんな話をしているうちに、白い煙が消えていった。
「宜しく。知らない女。」
白蛇だった少年が沙菜に向かってそう言った。
「ハクト。その子は、沙菜と言う恋敵です。」
沙菜のことをにらみながら、ランは白蛇にそう言った。
「そうなんですかぁ、主人様。
じゃあぁその恋敵、俺が貰いましょうかぁ?」
ハクトは、そう言った。
「えっ?」
話を引き伸ばせるように頑張ります!!
次回も読んでください。