初めての町。占い師との出会い。
今回も新キャラが、でできます。
可愛い双子、ミヤとマヤです。
今回も無事に読んでいただけると嬉しいです。
出発してから二日後。
「ついに、着いたぁー」
沙菜は両手を上げて喜びながらそう言った。
「ついたぁー」
リンも沙菜と同じく両手を上げてそう言った。
「お前ら、そんなに嬉しいのか?特にリン。」
と優真は、リンを睨み付けながらそう言った。
そう言われるとりんは、優真の近くに行き
「あぁ。俺は、彼女といると楽しいからな。
それに彼女は、可愛いし。
何と言ってもあのスタイルだ。
モテる事間違い無しだろう?優真。」
リンも優真を睨み付けながらそう言った。
「どうしたの?二人とも、なんか仲良く見えないよ?」
そう沙菜が言うと、
(リンと優真のやり取りは聞こえていない)
「うんん。そんなこと…ないよ。」
リンは、被っているフードで
顔を少し隠し、顔を赤くしてそう言った。
そして沙菜達は、ミヤとマヤの館へ歩き始めた。
「何が言いたいんだ?リン?」
リンの方を向き、
若干怒った様子で優真はそう言った。
「彼女に一目惚れした。それだけ。」
とリンは沙菜の方を見たまま、
小声で優真にそう言った。
「……!?なにっ!」
優真は、何故か大声でそう言った。
周りの人達は、とてもビックリしていた。
「すいません。」
周りの人達に優真は、そう言った。
そうすると沙菜とランが立ち止まり、
≪「どうしたの?優真?」「どうしました?優真様?」≫
沙菜とランは、
不思議そうに優真に聞いた。
「いや。何でもない。悪いな驚かせて。」
優真が謝ると
「うんん。別に、優真が謝ることないと思うよ?」
優真の方を見て、沙菜は笑顔で言う。
「そうですよ。優真様が、謝る必要はないと思います。」
ランは振り返り優真の方を見てそう言う。
「二人ともありがとな。」
そう言うと優真は笑顔になった。
そうするとまた歩き始めた。
「そういえば…何処に向かってるんだっけ?」
沙菜が首をかしげて、そう言った。
「お前わかってないのか?」
優真が困り顔でそう言うと
「ミヤとマヤの館…じゃないかな?」
リンは、沙菜に笑顔で言う。
「優真、そうなの?」
沙菜は優真に顔を近づけそう言った。
「あっあぁ。」
優真は、赤くなる顔を沙菜から背け、そう言った。
その隣で、リンは舌打ちをしていた。
「チッ」
ランは、
「貴女、優真様に近づきすぎです。」
沙菜と優真を離すと
ちょびっと怒った様子でそう言った。
「あぁ、ごめん。」
沙菜は変に落ち着いてそう言った。
そんなこんなで、ミヤとマヤの館へ到着した。
「着いた…みたい、だね。」
リンは、沙菜の方を見て笑顔で言う。
「へぇー。ここが、ミヤとマヤの館なんだぁー。」
目をキラキラさせて沙菜はそう言いった。
「結構…大きいんだよね…」
リンがそう言うと
「そうだねー。リンくん。」
沙菜はリンの顔を覗きこんで笑顔で言った。
リンは、沙菜が顔を覗きこんできた時
顔が赤くなり、とっさにフードで顔を隠した。
「行こうか…」
リンはそう言うと
ミヤとマヤの館のドアを開けました。
「ようこそーミヤと」「マヤの館へ」
そう言うのはとっても可愛い双子でした。
どうでしたか?
ミヤ&マヤ双子は、最後に少しだけでしたが、
とにかく、無事に読んでいただきありがとうございます。